デジタルカメラマガジン

本日発売、2020年9月号は「キヤノンEOS R5」実写検証

3名の写真家が新機能を試す 特集は"もう一度、あの場所へ"

デジタルカメラマガジン2020年9月号では、8月号に続きEOS R5の実写レビューを掲載。今回は「モータースポーツ×熱田護」「ポートレート×中原一雄」「風景×中西敏貴」の3ジャンルで、その撮影力と新機能を徹底検証した

「モータースポーツ」では自動追尾によるAFの挙動、秒間12コマ連写の撮影レスポンス、スローシャッターのEVFの見え方を検証。「風景」では4,500万画素を生かすための明瞭度の設定、強力なボディ内手ブレ補正を使った手持ち風景撮影のコツ、光条の確認方法などを紹介する。

「ポートレート」では、主にEOS R5に搭載された新機能をチェック。ポートレートリライティングは設定画面の紹介から、撮影条件を変えたときの効果の違いなどをテストし、意外な効果の大きさに驚いた。ほかにも背景明瞭度やEOS iTR AF Xの効果についても検証している。

半身でのテスト。顔が大きく写っている場合も、鼻や頬の陰影を崩すことなく自然なライティング効果が現れている。右方向からのライティングは暗部を明るくするだけでなく、白目やアイキャッチのコントラストも上がっており、印象的な目に仕上がった。左方向からのコントラストが上がった仕上がりも良い。

次に行くときに選ぶカメラとレンズは?

特集「もう一度、あの場所へ」

まだまだ思うように撮影に行くことが叶わない日々が続いている。もし、今、自由に出掛けることができるとしたら、どこへ行くのか。そのときにはどんなカメラとレンズを持っていくのか。

コロナで撮れなかった花筏、撮影しているだけで楽しくなるペンギンに囲まれたフォークランド諸島、撮った時のカメラの性能ではその魅力を写しきれなった青の洞窟、エメラルドの空と抜けるような青空が感動的な下地島——。22人の写真家が日本、世界を問わず、もう一度行ってみたい場所を紹介する。

フォークランド諸島×高砂淳二。人がほとんどいない島々に野生のペンギンが何万羽も生息している、動物好きにとっては夢のような場所。朝に昼に夜に、それぞれの光で存分に撮影を楽しむことができる。
東京タワー×木村琢磨。アイレベルで夕日に照らされるシルエットの東京タワーを撮影できる展望台。赤く染まったかすみの中のタワーを狙うなら、かすみやすい4~6月頃の日没直前に訪ねたい。