フォトコンテスト

TopEye 全国高校生写真サミット2019、関商工高等学校がチーム賞グランプリに

初出場での快挙 テーマは「時代」

チーム賞グランプリを受賞した関市立関商工高等学校チームのみなさん。

株式会社ニコンイメージングジャパンが開催する「TopEye 全国高校生写真サミット2019」が、2月2日から2月4日にかけて開催された。チーム賞グランプリに輝いたのは、関市立関商工高等学校の組写真「Teen's Eyes」。

TopEye 全国高校生写真サミットは、中高生向けの写真誌「TopEye」におけるフォトコンテストの上位校が横浜に集まり、撮影を通じてグランプリを目指すフォトコンテスト。1校3名がチームを組み、チーム賞グランプリを狙う。チーム賞とは別に、個人賞も選ばれる。

審査メンバーは、小林紀晴さん、藤岡亜弥さん、秋元貴美子さん、熊切大輔さん、ミゾタユキさん(順不同)。

第7回目となる今回は、全国から15校の高校生が集結。ニコンより貸し出された一眼レフカメラを用いて、横浜の地を撮影した。テーマは「時代」。

グランプリを受賞した関商工高等学校は、TopEye 全国高校生写真サミットに今回初めて出場した。

関市立関商工高等学校「Teen's Eyes」
(グランプリ受賞作品)

受賞にあたり「タッチシャッターを多用したので、ピント合わせに注意して丁寧に撮りました。花文字の作品は、モニターの位置や、花文字の書き進むタイミングも計りながら、何枚も撮り続けました。グランプリを受賞でき、頑張った甲斐がありました」とコメントしている。副賞として、五代厚司ニコンイメージングジャパン社長よりD7500レンズキットが手渡された。

また、審査員の小林紀晴さんは、「過去や未来を表現した画像を仲間のカメラのバリアングルモニターに映し、それを現在の写真の中に写し込みながら、いろいろな作り込みがされていることに、5人の審査員全員が「スゴイ!」と驚いていました」とコメント。特殊な取り組みと完成度の高さが評価された。

初回から審査員を務める小林紀晴さん。次回からは熊切大輔さんにバトンタッチする。

なおサミットの催しのひとつとして2月3日、藤岡亜弥さんによる特別講演が行われた。第43回木村伊兵衛賞を受賞するまでの自身を振り返りつつ、写真の面白さと挑戦することの大切さなどを訴える藤岡さんの言葉に、会場から惜しみない拍手が贈られた。

藤岡亜弥さん

優秀作品展が開催

ニコンプラザ新宿およびニコンプラザ大阪 THE GALLERYにおいて、本年度の優秀作品の写真展が開催される。

会場および期間

ニコンプラザ新宿 THE GALLERY 2
2018年3月19日(火)〜3月25日(月)

ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
2018年4月18日(木)〜4月24日(水)

開館時間

10時30分〜18時30分(日曜休館/最終日は15時まで)