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【CP+2016】EIZO、新ColorEdge「CG2420」「CS2420」を展示

“ご相談コーナー”やQuick Color Matchのトークショーも

CP+2016でEIZOは、開幕前に発表した24.1型キャリブレーション対応モニター「ColorEdge(カラーエッジ) CG2420」および「ColorEdge CS2420」を出品。他のColorEdgeとあわせて、来場したプロフォトグラファーやハイアマチュア層にアピールしていた。

どちらもAdobe RGB 99%カバーを誇る広色域モニターで、プロ向けのCG2420はキャリブレーションセンサーを内蔵。CS2420は外部センサーによるキャリブレーションに対応する。

ColorEdge CG2420
ColorEdge CS2420
CS2420は数多く展示されている。こちらはキヤノンのプリンターがつながっているエリア。裏側はエプソンエリア。

ともに1,920×1,200ピクセルのノングレアIPSパネルを採用。会場にはCS
2420が数多く出品され、キヤノンまたはエプソンのプリンターとつながっていた。画像を持ち込んで表示を確かめることも可能だ。

ColorEdgeユーザーが対象の「ご相談コーナー」も盛り上がっていた。カラーマッチングなどの悩みをEIZOの専門家に聞くことができる場で、銀座のEIZOショールーム、EIZOガレリアのスタッフが対応する。当日、EIZOブースの受付で予約できる。

同時発表された「Quick Color Match」も試すことができる。これは、プリンター、用紙、モニターの設定をアシストするソフト。EIZOに加え、エプソン、キヤノン、アドビがタッグを組んで完成した。

これまで多数の設定が必要だったPhotoshopでのプリント設定が、3ステップで完了。現状では対応するプリンターや用紙に限りがあるものの、複雑な工程を省略できる利便性は大きい。

プリンターと用紙を選んで、画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけでOK。各種設定を終えたPhotoShopが自動的に立ち上がる。

EIZOブースでは、Quick Color Matchをいち早く試した写真家の吉村和敏さんと鶴巻育子さんを迎えたトークショーを行っている。明日27日(土)、明後日28日(日)にも実施され、吉村さん、鶴巻さんのお相手をデジカメ Watchおよびデジタルカメラマガジンの各編集長が務める。お二人の近作についてもうかがう予定だ。詳細はEIZOの公式ページで確認してほしい。

EIZOブースで最近の作品について解説中の吉村和敏さん(左)。右はお相手役のインプレスGANREF編集長の富樫真樹。

(本誌:折本幸治)