ニュース

EIZO、ケーブル1本で画面表示&70W給電「ColorEdge CS2400S」。10.8万円

色管理対応・Adobe RGBカバー率99%の24.1型

EIZO株式会社は、24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CS2400S」を2月24日に発売する。価格はオープン。EIZOダイレクト販売価格は税込10万8,900円。

デジタル写真、イラスト、デザイン制作を行うユーザー向けのスタンダードモデル。アスペクト比は16:10、解像度は1,920×1,200。2016年に発売した「ColorEdge CS2420」(2019年から付属ケーブルを変更し「CS2420-Z」に)の後継機種となる。

新たに入力端子としてUSB Type-Cを搭載。MacBookなどのノートパソコンとの接続時には、画面表示、USB信号の伝送(側面に4ポート。USB 5Gbps×2、USB 2.0×2)、最大70Wの給電がケーブル1本で可能となる。

Adobe RGBカバー率99%の色再現や、別売の測色センサーを接続してキャリブレーションが可能な点などは、従来機種を踏襲した。CS2400Sは、プロ向けのCGシリーズと同様に出荷時のモニター調整レポートを同梱するのも特徴。

Adobe RGBカバー率99%の色再現を持つ
同梱される調整レポート(例)

また、環境配慮への取り組みとして梱包材を変更。段ボールや新聞紙をリサイクルしたパルプ緩衝材の採用、ケーブルもビニール袋でなく紙で保護するなど、脱プラスチックを推進しているという。基板や部品にもハロゲンフリー材を使用したとしている。

モニター画面と写真プリントの色合わせを助けるソフトウェア「Quick Color Match」、色管理ソフト「ColorNavigator 7」に対応。オプションでキャリブレーションセンサー「EX4」を用意している。マグネット式の遮光フード「CH2400」も別売で用意。

製品には5年間(使用時間3万時間以内)の保証と、購入から6か月の無輝点保証(輝点があった場合、無償でパネル交換)が付く。

スタンドを含む外形寸法と重量は、554.4×396-551×245mm・約8.2kg。モニター部は同554.4×362×64mm・約5.2kg。USB Type-Cケーブル(2m)とHDMIケーブル(2m)が付属する。

2月3日から先行展示

以下の店舗で、CS2400Sの先行展示を行うという。
・ヨドバシカメラ 新宿西口本店
・ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba
・ヨドバシカメラ マルチメディア横浜
・ヨドバシカメラ マルチメディア梅田
・ヨドバシカメラ マルチメディア京都
・ビックカメラ 池袋カメラ・パソコン館
・銀一スタジオショップ

本誌:鈴木誠