私はこれを買いました!

やっぱり今年も機種変更 望遠200mmで家族を撮る喜び

Apple iPhone 17 Pro Max(飯塚直)

年末恒例のお買い物企画として、写真家・ライターの皆さんに、2025年に購入したアイテムを1つだけ紹介していただきました。(編集部)

成熟したスマホ市場に残る差別化のポイント

今年も新型iPhoneを購入しました。容量よりも機能を優先して、「iPhone 17 Pro Max」の256GBモデルです。今年は「iPhone Air」という個性的なモデルも登場しましたが、カメラ機能を考えると、Pro Max一択です。

思い起こせば、auユーザーの筆者は、au経由でもiPhoneが購入できるようになった「iPhone 4S」(2011年)から毎年買い替えています。当時は5万円前後で購入できたのですが、今は20万円前後と約4倍値上がりしている計算です。

物価高も極まっている感じがしますね。それとも、来年はもっと高いのでしょうか。それだと、ちょっと困ります。

いわゆるガラケーからスマートフォンへの切り替え期では、バッテリーの保ちだったり、画面サイズだったり、挙動・レスポンスなどが評価基準となっていましたが、昨今のスマートフォンはカタログスペックだけみても十分判断できるほど成熟しています。

昔はスペックを疑うほどバッテリー性能が悪く、画面切り替えのレスポンスが酷かったのですが、現在ではそういったこともなく、スマートフォンの評価ポイントは限られているといっても良いでしょう。

その最も重要なポイントがカメラ機能です。昔は専門性の高い話だったのですが、今では新製品が出れば、モノ誌をはじめ、さまざまな媒体で語られています。ライターとしては、こうした新製品登場の波に乗るというのが仕事なので、今でも買い続けているわけです。

さて、最新モデルとなる「iPhone 17 Pro Max」は、メイン、超広角、望遠のすべてが48MPの高画素となり、焦点距離が200mm相当となる「8倍品質」の光学ズームに対応しました。iPhoneでは専ら家族写真を撮っていますが、疲れて公園のベンチに座っていても、子供の姿が捉えられるというのは良いですね。使い始めて約3カ月となりますが、特に不満はありません。でも、来年もきっと買い替えるんだろうなぁ。

iPhone 17 Pro Max/200mm(35mm判換算時)/プログラムAE(1/142秒、F2.8)/ISO 40

近況報告

12月に入ってから、三脚・スタジオスタンドのメンテナンスを本格的に開始しています。グリスアップだけでなく、石突き・キャスターの交換も行っているのですが、仕上げ後は想像以上にスムーズに動きます。今後は小まめに行いたいですね。

飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。