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【CP+】会場で見つけた個性派カメラバッグ/ストラップたち
COTTA、GARIZ、ONA、BAMBI、よしみカメラ
Reported by 本誌:鈴木誠(2015/2/14 15:39)
CP+の魅力のひとつに、アクセサリーブランドの製品を実際に手に取って確かめられる点がある。どれほどWeb通販が充実しても、実物の質感や使い勝手は「賭け」になりがちだからだ。本稿では、CP+2015の会場で見かけた上質アクセサリーとアイデア勝負の個性派アイテムを紹介する。
COTTA
LUMIX CM1の専用ケースを出品したことで話題となったブランド。カメラ用のストラップやポーチ類も多数展示している。出展ブースの中でも特に女性客が多い。
注目度の高さから製品カタログが会期序盤で品切れてしまい、急遽増刷したほどだという。
ONA
イデアミクスが取り扱う米国ブランド。日本国内ではバッグに続いてカメラストラップも取り扱いが始まり、予想以上の反応に驚いているという。
現在はヨーロッパで特に人気が高く、ライカ100周年記念のコラボモデルを販売するなど、レンジファインダー機がお似合いの質感といえる。大型モデルは一眼レフカメラ+PC機材を想定。こだわり派が細部を見れば、その作り込みに唸るだろう。
新モデルの「THE PRINCE STREET」(税別3万9,000円)は、ライカとコラボした「THE BERLIN II」をベースに細部をリファインした製品。サイズ感はそのままに、取っ手や前ポケットの構造を変更している。PC収納部は、11インチのMacBook Airがギリギリ入った。
BAMBI
腕時計ベルトでお馴染みのバンビは、昨年からブース面積を拡大し、2度目の出展。サイズ調整にワンプッシュバックルを用いた機構が同社らしい。
「バックル付きカメラストラップ」は夏前の発売を目指す。同社が時計ベルトで扱い慣れている素材・形状だけあり、こなれた仕上がりだ。現在は平紐タイプのみだが、コンパクトカメラ向けの丸紐タイプの登場も待たれる。
また、レンズ交換式カメラ用の「カメラハンドル」も、時計ベルトの素材を活かした製品。カラーバリエーションの豊富さと発色の良さに、同社らしい強みを見た。
よしみカメラ
「忍者レフ」をはじめとする個性派アイデア商品で知られるよしみカメラは、乗れるカメラバッグ「TRANSBAG」を出品。タイヤが付いたフレーム部分を展開すると、キックボードのごとくそこに乗って移動できる。
よしみカメラでは安全上の注意喚起を心がけており、「周囲の安全を確認してください」、「道路や歩道では乗らないでください」、「施設内では管理者の規則に従ってください」、「片足だけを載せてください」、「キックボードと異なりジャンプなどの技はできません」、といった細やかな注意書きが用意されていた。乗れる体重は100kg、入れられる荷物は7kgまでだという。
これだけの機能を持っていながら、機内持ち込みも可能なサイズだという。価格は4万4,800円。会場では3万9,800円で販売していた(ともに税別価格)。