山田昇写真展「東京という島-Tokyo Island」(オリンパスギャラリー東京)


(c)山田昇

大都会東京はそれが持つ巨大さやスピード感に圧倒され、なかなか近寄り難かった。それでもそこには何か得体の知れない魅力が感じられ、何度となく新宿、銀座、上野などの街をさまよい歩いた。

東京を等身大で眺めはじめてからは、東京は手の届くもの、自分のイメージで表現できるもののように思えてきた。

しかし、基軸をしっかり据えて置かないと、自分自身が翻弄されてしまいそうな危うさも感じている。東京の表層を 3年間取材してきたものの内、日常の空間における人間模様を独自の視点で作品としてまとめた。

出展作品数:カラー半切 約40点

(写真展情報より)

  • 名称:山田昇写真展「東京という島-Tokyo Island」
  • 会場:オリンパスギャラリー東京
  • 住所:東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル
  • 開催日:2012年9月13日~2012年9月19日
  • 時間:10時~18時(最終日は15時まで)
  • 休館:日、祝日

(本誌:武石修)

2012/8/30 00:00