東芝、無線LAN機能付きSDHCメモリーカード「FlashAir」を3月10日に発売延期
東芝セミコンダクター&ストレージ社は28日、無線LAN機能を搭載したSDHCメモリーカード「FlashAir」の発売を3月10日に延期すると発表した。
FlashAir。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6,000円台半ば~後半の見込み(2012 International CESのSDアソシエーションブースで撮影) |
2011年9月1日の発表当初、2012年2月の発売を予定していた製品。延期の理由を「販売準備の遅れ」としている。
FlashAirは、SDアソシエーションが策定した「Wirelss LAN SD」標準規格に準拠したSDHCメモリーカード。無線LAN機能を使用して、パソコンやスマートフォンなどから、FlashAir内の画像を表示するなどの操作が可能。
なお無線LAN機能を内蔵するSDHCメモリーカードを販売している米Eye-Fiは、Wirelss LAN SDについて「標準化に必要な知財問題に関する手続きを得ていない」、「このままではEye-Fiの特許が侵害される」などとと主張している。
2012/2/28 15:19