Eye-FiとSandisk、ワイヤレスメモリーカードの共同ブランド品を欧州などで販売


 米国のEye-FiとSandiskは14日(現地時間)、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)における流通・販売について合意し、契約締結したと発表した。共同ブランドのSD型ワイヤレスメモリーカードをEMEAで販売する。

無線LAN機能をの内蔵したEye-Fi Mobile X2サンディスクのエクストリーム・プロSDHC UHS-I

 EMEAで販売されるサンディスク Eye-Fiワイヤレスメモリーカードの特徴は次の通り。

  • 4GBおよび8GBの保存領域
  • SDスピードクラス4
  • IEEE 802.11nの無線LAN規格に対応自動バックアップ機能
  • ソーシャルメディア接続機能
  • エンドレスメモリー

 購入者はEye-Fi Viewやクラウドストレージサービスの利用も可能。

 米国および日本でのEye-Fiの流通はこれまで通りという。日本ではアイファイジャパン株式会社が販売を継続する。

 無線LAN機能内蔵型メモリーカードとしては、Trek 2000 Internationalが「FluCARD PRO」を9月中旬に国内で発売。東芝も2012年9月に容量8GBの「FlashAir」を発売する予定。



(本誌:折本幸治)

2011/9/15 13:18