キヤノン、デジタル一眼レフカメラなど好調により純利益333%増


EOS Kiss X4

 キヤノンは27日、2010年12月期第2四半期の連結業績を発表した。売上高は9,703億5,800万円(前年同期比22.2%増、以下同)、営業利益は1,134億3,800万円(152.6%増)、純利益676億3,800万円(333.4%増)。デジタル一眼レフカメラなどコンシューマ製品が売り上げを伸ばし、オフィス製品ではレーザープリンターが大きく回復したほか、産業機器の増収により増収増益となった。

 このうちコンシューマビジネスユニットの売上高は3,640億2,700万円(9.8%増)、営業利益は669億3,300万円(71.6%増)。デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」、「EOS 7D」、「EOS Kiss X4」、「EOS Kiss X3」などを中心に販売数量を大きく伸ばした。また、IXYシリーズ4機種とPowerShotシリーズ5機種が新興市場を中心に伸長。さらに、インクジェットプリンターが特にアジア地区で好調に推移した。円高の影響を大きく受けたものの、デジタルカメラの販売台数伸び率(前年同期比)は9%増、インクジェットプリンターが4%増となった。

 なお、コンシューマビジネスユニットに占める各製品の売上構成比は、カメラが71%、インクジェットプリンターが23%、その他が6%。

 オフィスビジネスユニットの売上高は5,219億4,300万円(31.3%増)、営業利益は837億8,400万円(98%増)。カラーネットワーク複合機の販売台数が増加するとともに、モノクロネットワーク複合機とレーザープリンターも販売台数が伸びた。

 産業機器その他ビジネスユニットの売上高は1,089億3,000万円(27.5%増)、純損失は54億2,800万円(前年同期は81億5,800万円)。グループ会社の自主事業が売り上げを伸ばしたことに加え、液晶露光装置と半導体露光装置の販売台数が回復した。

 通期の業績予想は売上高3兆7,500億円(16.0%増)、営業利益は3,600億円(65.9%増)、純利益は2,400億円(82.3%増)を見込む。いずれも4月に発表した前回予想を据え置いた。コンシューマ市場ではデジタル一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラが順調な拡大を続けるとともに、インクジェットプリンターも徐々に伸長するとした。オフィス市場ではカラーネットワーク複合機やレーザープリンターが引き続き回復する見込み。産業機器市場では、デバイスメーカーの投資再開とパネルメーカーの増産体制強化により、半導体露光装置および液晶露光装置の需要が回復する見通し。



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2010/7/28 15:42