プロフォト、バッテリー寿命従来比4倍のストロボジェネレーター


 プロフォトは、1,200Wsのストロボ用ジェネレーター「Pro-B3 1200 AirS」および「AcuteB2 600 AirS」を4月上旬に発売する。

Pro-B3 1200 AirS

 最大出力1,200Wsのバッテリージェネレーター。「リチウム鉄リン酸塩(LiFePO4、以下LiFe)バッテリー」を採用したことで、従来モデルの「Pro-B2」と比べて、エネルギー容量が50%増加した。価格は71万4,000円、専用カセット付きのLiFeバッテリーが11万5,500円。

Pro-B3 1200 AirSストロボとの接続例

 フル出力時で約300回、最小出力時で約3万回の発光が可能。メモリー効果の少ない電池と電子制御システムの搭載によって、バッテリー寿命も従来比約4倍に伸長した。

 また、無線シンクロシステム「AirSync」を内蔵。最大300mの距離からシンクロ発光できるという。

 リサイクルタイムは0.04~1.8秒で、閃光時間は1/2,200~1/7,400秒に対応。1秒間に25回の発光が可能。

 電池寿命は1,200回のチャージで残容量80%。充電時間は最短で2.5時間。充電しながら使用することもできる。使用温度範囲は-20~+50度。

 ハンドルを含む本体サイズは24×17×23cm。重量は8.8kg(バッテリー含む)。

AcuteB2 600 AirS

 Pro-B 1200 AirSと同様、LiFeバッテリーとAirSyncを搭載したモデル。プロフォトのジェネレーターとしては最小サイズの製品となる。最大出力は600Ws。LiFeバッテリー、ヘッド、シンクロケーブル、チャージャーなどをセットにした「Air Kit」の価格は47万2,500円。AirSync非搭載のモデルも用意し、LiFeバッテリー搭載モデルが33万6,000円、Pbバッテリー搭載モデルが31万5,000円。専用カセット付きのLiFeバッテリーが6万8,250円。

AcuteB2 600 AirSストロボとの接続例

 エネルギー容量は従来から25%増加し、フル出力時で約200回、最小出力時で約1万2,000回の発光が可能となった。Pro-B 1200 Air同様、従来比約4倍のバッテリー寿命を持つLiFeバッテリーに対応する。

 リサイクルタイムはLiFeバッテリー時が0.08~2秒、Pbバッテリー時が0.09~2.5秒。閃光時間は1/2,200~1/7,400秒。

 電池寿命は、LiFeバッテリーが1,200回のチャージで残容量80%、Pbバッテリーが300回のチャージで残容量80%。電池使用温度範囲は、Lifeバッテリーが-20~+50度、Pbバッテリーが-10~+30度。

 ハンドルを含む本体サイズは19×19×13cm。重量は、Lifeバッテリー搭載モデルが3.6kg、Pbバッテリー搭載モデルが4.8kg。



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2010/3/18 12:03