アイファイジャパン、自動削除とRAW対応の「Eye-Fi Pro X2」


8GB Eye-Fi Pro X2

 アイファイジャパンは6日、無線LAN機能内蔵メモリーカード「8GB Eye-Fi Pro X2」を日本で今春発売予定と発表した。米Eye-Fiは、同製品を7日よりラスベガスで開催される「2010 International CES」に出品する。

 8GB Eye-Fi Pro X2は、802.11b/g/nに対応するワイヤレスチップを採用したことにより無線電波の到達距離および送信速度が向上。Class6相当に対応し、読み書き速度も改善したという。また、これまで相性の悪かった機種との互換性も向上し、利用可能な機種数が増えたとしている。

 日本未発売の「Eye-Fi Pro」をベースとし、RAW画像の転送、アクセスポイントの基地局からの位置情報をジオタグとして画像に記録する機能、PCなどに直接ファイルをアップロードするアドホックモードなどを搭載した。

 また独自の新機能として「エンドレスモード」を搭載予定。同機能をオンにすると、送信済みの写真や動画ファイルをカード内から自動的に削除する。

 加えて、従来のブラウザベースの管理ツール「Eye-Fi Manager」をデスクトップアプリケーションの「Eye-Fi Center」に統合。転送ファイルやPC内の画像を別のサービスに再送信する機能を利用できる。Eye-Fi Centerは、既存のEye-Fiカードユーザーに対しても無償配布する。



(本誌:鈴木誠)

2010/1/6 15:53