「今からでも取り戻したい写真」の価値は2万5,812円

〜プラザクリエイト、写真に関する意識調査を実施

 プラザクリエイトは、「写真に関する意識調査」として、20代~30代の男女522名を対象に調査を行なった。期間は2009年7月22日~27日。

 「あの瞬間、写真で撮っておけばよかった!」と後悔する写真は、「学生時代の写真」が19%で最も多く、理由として「当時の写真が思いのほか少ないから」、「若いときのバカさを残しておきたかったから」などがある。続く回答は、「旅行の写真」(17%)、「家族の写真」(10%)、「恋人の写真」(9%)。

 また、「その写真を手に入れられるとすれば、いくらまで払えますか?」という質問に対する回答の平均額は2万5,812円で、全体の約4割が1万円以上を挙げた。男性の平均は32,149円、女性の平均は2万36円と、男性のほうが約1万円高い結果となった。「100万円払ってでも娘が生まれた瞬間の写真を取り戻したい」との回答もあったという。

 逆に「撮っておいて良かった!」と思う写真は「旅行の写真」で31%。「自分の子供の写真」(14%)、「海外の写真」(13%)、「学生時代の写真」(11%)と続く。

 「大切な写真を失くしたことはありますか?」という問いには30%が「ある」と回答し、中でも「幼少期の写真」が最も多く21%。続いて「旅行の写真」(16%)、「学生時代の写真」(15%)、「恋人の写真」(14%)となった。失くした原因として最も多かったのは「整理・保管ができていなかったから」が23%。写真の保存について、全体の30%が「整理ができない」として困っているという。

 「旅先で自分のカメラで写真を撮りますか?」の質問に対しては84%が「自分のカメラで撮る」と回答。2泊3日程度の旅行で撮影する平均枚数は80枚で、全体の31%が「100枚以上」と回答した。男女の比較では、女性の平均が「90枚」と、男性の「70枚」を上回った。

 「旅先で撮らずに後悔する写真」は「同行者との集合写真」が16%、「食事の写真」(13%)、「自分の写真」(10%)という回答が多かった。いずれも写真を撮ることを忘れてしまうことによるという。

 「旅先で撮った写真は、どのように同行者に渡しますか?」という質問では、「画像データを送る」が最も多く55%。「出力して渡す」が38%と続き、うち6%が「アルバムにして渡す」という。男性の場合は「出力して渡す」が47%と、「画像データを送る」を上回る結果となった。

 プラザクリエイトは、「パレットプラザ」、「55ステーション」といったDPEチェーンなどを展開する企業。

(本誌:鈴木誠)

2009/8/18 20:19