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焦点距離16mmのフルサイズ対応超広角シネマレンズ

株式会社焦点工房は、Thypoch(タイポック)ブランドのシネマレンズ「Simera-C」シリーズに焦点距離16mmの製品を追加し、8月26日(水)に発売した。

「Simera-C」シリーズは、35mmフルサイズセンサーに対応するシネマレンズ。2025年12月に21mm、28mm、35mm、50mm、75mmが発売済み。今回、焦点距離16mmの超広角シネマレンズが追加された。対応マウントはソニーEとライカM。

レンズ構成は11群15枚。非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚、高屈折レンズ5枚を採用し、色収差やフレアを抑えながら、画面中心から周辺までの解像性能を追求したという。

ピント位置に応じてレンズ群の間隔を変化させるフローティング設計を採用し、近距離撮影時の収差を抑えている。

絞り羽根は16枚。非球面レンズの採用により、ボケの中に同心円状の模様が現れるオニオンリング(輪線ボケ、年輪ボケ)の抑制も図っている。

フォーカスリングとアイリスリングに0.8MODギアを装備。「Simera-C」シリーズでギア位置を統一しているため、レンズ交換時にフォローフォーカスなどの位置を調整する手間を軽減できる。

ライカMマウント用は距離計に連動していない。ピント合わせには、ライブビューまたはEVFを使用する。

16mmの発売に合わせ、16mm、21mm、28mm、35mm、50mm、75mmをまとめた6本セットも発売。専用のハードケースが付属する。

Simera-C 6本セット(ソニーE)
提供:株式会社焦点工房
提供:株式会社焦点工房
Simera-Cシリーズ

Simera-C 16mm T1.9 Cine Prime

  • 対応マウント:ソニーE、ライカM
  • 焦点距離:16mm
  • フォーカス:MF
  • レンズ構成:11群15枚(ASPH非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚、高屈折レンズ5枚)
  • 絞り:T1.9~T16
  • 絞り羽根:16枚
  • 対応撮像画面サイズ:35mm判(イメージサークル直径43.2mm)
  • 最短撮影距離:0.16m
  • フォーカスリング回転角:210°
  • フィルター径:62mm
  • 外形寸法:約69×79mm(ソニーE)、約69×69mm(ライカM)
  • 質量:約499g(ソニーE)、約476g(ライカM)
  • 付属品:前後キャップ
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。