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動画への電子署名など「α1」に最新ソフトウェアアップデート
撮影データに対する真正性証明の範囲が広がる
2025年12月10日 17:20
ソニーは12月10日(水)、ミラーレスカメラ「α1」の最新ソフトウエアアップデート Ver. 4.00を公開した。動画への「電子署名書き込み」機能をはじめとした機能追加が行われている。
1月に静止画への電子署名書き込みが可能になっていたが、Ver. 4.00で新たに動画への電子署名書き込みが可能になった。撮影した動画に対する真正性を証明するものになる。10月に対応を表明していた。
その他、撮影情報のレイアウトが縦横どちらの向きにも対応するなどの追加が見られる。
「α1」の発売は2021年3月。有効約5,010万画素のメモリー内蔵積層型CMOSセンサーを搭載するなど現在でも高度なスペックを有するミラーレスカメラで、αシリーズ初のフラッグシップ機として登場した。現在は「α1 II」がその座を引き継いでいる。
(一部を省略・補足して引用)
- 画面に表示される撮影情報のレイアウトを、縦横どちらの向きにも対応しました。
- 「フォーカスエリア」の「スポット」に「スポット:XL」、「スポット:XS」を追加しました。
- 「フォーカスエリア」の「カスタム」に「カスタム 1」、「カスタム 2」、「カスタム 3」を追加しました。
- 「フォーカスエリア」の「トラッキング」に「トラッキング:スポット XL」、「トラッキング:スポット XS」 、「トラッキング:カスタム 1」、「トラッキング:カスタム 2」、「トラッキング:カスタム 3」を追加しました。
- メモリーカードのスロット1とスロット2に同時記録された画像を同時に「削除」、「レーティング」できるようになりました。
- 再生時にフォルダー名とファイル名が表示されるようになりました。
- FTP転送中にFTP転送予定の画像を選択して予約転送を中止できるようになりました。
- Transfer & Tagging から以下の設定ができるようになりました。
- Monitor & Controlの「フォーカスマップ表示」「アイリス操作バー表示」に対応しました。
- 真正性カメラソリューションで活用する、動画への「電子署名書き込み」機能に対応しました。
- 「セキュリティ(IPsec)」機能に非対応となりました。今後はよりセキュリティ強度の高い「アクセス認証」機能を「入」にしてお使いください。
- 「WPA」、「WEP」機能に非対応となりました。Wi-Fi接続時に「WPA」、・「WEP」の選択ができなくなりました。今後はよりセキュリティ強度の高い「WPA2」または「WPA3」をお使いください。
- 連続撮影終了後に1~2秒間、連続撮影が再開できない場合がある事象を改善しました。
- 縦位置グリップのマルチセレクターが正しく動作しない場合がある事象を改善しました。
- 動作安定性を改善しました。


