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北極圏でテスト 低照度に強い「Arctic CPフィルター」

透過率を高めて0.5段分明るく

株式会社WorldLink & Companyは、透過率を高めたPolarProブランドの「Arctic CP フィルター」の予約受付を11月6日(木)に開始した。出荷は2026年1月下旬を予定している。

北極の過酷で低照度な環境でも光を最大限に取り込めるように設計されたPLフィルター。風景写真家のBenjamin Hardman氏とのコラボレーションにより開発され、実際にグリーンランドの北極圏で設計・テストが行われたという。

標準的な偏光フィルターよりも0.5段分明るい透過率45%を実現。また、回転角を110°と少なくすることで、偏光のスイートスポットに素早くたどり着きやすくした。

テクスチャ加工が施された外枠を採用。手袋をしたままでも操作しやすく、氷点下のフィールドでも快適に使用できるという。

ねじ込み式の49/67/77/82/86/95mmの6サイズと、PolarPro独自のフィルターシステム「Helix MagLock」対応モデルを用意する。

  • 49mm:2万900円
  • 67mm:2万4,200円
  • 77mm:2万5,960円
  • 82mm:2万5,960円
  • 86mm:2万5,960円
  • 95mm:3万1,240円
  • Helix MagLock:4万3,450円
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。