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GR III/GR IIIxが“超小型フラッシュ”に対応。カメラの露出を自動調整する機能拡張ファームウェア
2025年10月24日 17:29
リコーイメージング株式会社は10月23日(木)、レンズ一体型カメラ「RICOH GR III」と「RICOH GR IIIx」の最新ファームウェアを公開した。内容は共通で、外部フラッシュ「GF-2」装着時の機能拡張を盛り込んだ。
「GF-2」は、GR IIIの後継モデルである「GR IV」に合わせてリリースされた小型クリップオンストロボ。当初はGR IVとの組み合わせにおいて自動調光に対応するモデルとして登場したが、GR III/GR IIIxシリーズについても、カメラの露出値を調整する機能をファームウェアアップデートにより追加すると予告していた。
具体的には、露出モードに「GF-2フラッシュモード」を追加。GF-2を装着した状態で、フラッシュ発光撮影時に自動でカメラの露出値を調整する機能となっている。AFで測距した撮影距離もしくは、MFで設定した撮影距離に応じて、フラッシュ撮影時の露出値をカメラが撮影前に計算する仕組みだという。
なおISO感度を固定値にした場合、カメラが自動で調整を行う露出値が制限されるため、露出オーバー/アンダーになる場合があるとしている。
メニュー画面に「GF-2フラッシュモード」の項目が追加される。項目をオンにすると、モードダイヤルP/Av/Tv/M選択時に「GF-2フラッシュモード」に切り替わる。
またメニューのカスタマイズ設定から、「GF-2フラッシュモード」をADJモードまたはFnボタンにも登録できるとしている。

