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ロモグラフィーから「AF」対応35mmフィルムカメラ

金属ボディに巻き上げレバー デジタル表示のカウンターも

株式会社ロモジャパンは、35mmフィルムカメラの新製品「Lomo MC-A」を10月22日(水)に予約開始した。ロモグラフィーの35mmフィルムカメラでは珍しく、オートフォーカス(AF)に対応した。直販価格は6万9,800円。

1970年代のフィルムコンパクトカメラを思わせるボディに、32mm F2.8のマルチコートガラスレンズ、ファインダー、フラッシュなどを搭載。

ボディは金属製で、ブラックとシルバーの2色を用意する。

ボディ背面にはフィルム巻き上げレバーを搭載。フィルムカウンターとフォーカスモードを表示するとみられるデジタル画面も備える。

露出モードとしてプログラムオート、絞り優先オート、マニュアルを用意。絞り操作はレンズ鏡筒のリングで行う。露出補正も可能。

AFのほか、マニュアルフォーカス(MF)として手動のゾーンフォーカスにも対応する。

多重露光や長時間露光も可能。多重露光時に撮像範囲を制限するSplizerも付属する。

GN9のフラッシュを内蔵。フラッシュに色をつけるカラーフィルターも付属。シンクロ接点も搭載している。

  • フィルムフォーマット:35mm
  • 焦点距離:32mm
  • レンズ構成:5群5枚
  • 絞り:F2.8-16
  • シャッタースピード:1〜 1/500、バルブ
  • 撮影モード:プログラムオート、絞り優先オート、マニュアル
  • 露出補正:−2〜+2EV
  • ISO設定:DXコード(自動)、ISO 12〜3200(手動)
  • フォーカス:AF、MF(ゾーンフォーカス0.4/0.8/1.5/3m・無限遠)
  • フラッシュ光量:GN9
  • 三脚穴:1/4インチ
  • ファインダー:光学式
  • フィルター径:30.5mm
  • 電源:CR2
  • 外形寸法:125.8×69.5×42mm
  • 重量:332g(電池込み)
本誌:折本幸治