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音まで撮れるinstax“チェキ”カメラ「mini LiPlay+」 シリーズ初のセルフィーカメラ搭載
柔らかい色合いの新ミニフォーマットフィルム「SOFT GLITTER」も
2025年10月21日 11:53
富士フイルム株式会社は、instax“チェキ”シリーズのハイブリッドインスタントカメラ「instax mini LiPlay+」(以下、mini LiPlay+)を11月7日(金)に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は2万8,600円前後。サンドベージュとミッドナイトブルーの2色をラインアップする。
2019年に発売した「instax mini LiPlay」の後継モデル。音声データをQRコード化して撮影画像と一緒にチェキプリントできる「サウンド機能」が特徴のシリーズだが、今回のmini LiPlay+では新たに「セルフィーカメラ」や「instax Sound Album」といった機能を盛り込み、より情緒的な体験を提供するとしている。ミニフォーマットフィルム(instax mini)に対応する。
instaxシリーズで初となるセルフィーカメラを搭載。背面モニターを確認しながらの撮影が可能で、かつ広角レンズとなっているため大人数での自撮りも簡単になるという。
また、セルフィーカメラで撮影した自撮りを、メインカメラで撮影した風景画像に重ねてプリントできる「Layered Photo Mode」も搭載している。
「instax Sound Album」は、最大10枚の音付き画像から、最大30秒のスライドショー形式の動画を作成できる機能。背景やテーマに合うBGMを付加できる。動画はQRコード化して表紙に選んだ画像と一緒にプリント。そのQRコードを読み込めばスマートフォンなどで再生できる。
スマートフォン用アプリとの連携機能として「instax Sound Print」を追加。mini LiPlay+ではなく、スマートフォンで撮影した画像にも音声メッセージを加えてチェキプリントできる。
また、先述した「instax Sound Album」の動画作成がアプリ上からも可能。アプリには5テーマ全10曲が収録されているが、自身で録音した音もオリジナルのBGMとして使用できる。
- 撮像素子:1/5型CMOS原色フィルター
- 記録画素数:2,560×1,920ピクセル
- 記録メディア:内蔵メモリー(約45枚)、microSD/microSDHCメモリーカード(別売)
- メインカメラ:35mm判換算28mm相当、F2.0、撮影距離10cm~∞
- セルフィーカメラ:35mm判換算23mm相当、F2.2、撮影距離41cm~∞、
- シャッタースピード:1/4秒~1/8000秒(自動切換)
- 撮影感度:ISO 100~1600(自動切換)
- 露出制御:プログラムAE
- セルフタイマー:約2秒/約10秒