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TTArtisanのフィルム型LEDがキセノン管採用のフラッシュに

USB Type-Cで充電 専用の無線トリガーも

株式会社焦点工房は、35mmフィルムの外観をそのままストロボにしたような「TT-M01」などを7月23日(水)に発売した。

いずれもTTArtisanブランドの製品。ミニフラッシュの「TT-M01」と、「TT-M01」専用のワイヤレスフラッシュトリガーになる。

TTArtisan ミニフラッシュ「TT-M01」

フィルムのパトローネを摸したデザインを特徴とするガイドナンバー12のクリップオンストロボ。LEDではなくキセノン光源を採用し、一般的なフラッシュと同じく、色温度5,600Kで太陽光に近い自然な色味を再現できるという。

操作はマニュアル発光のみで、4段階の出力調整(1/1、1/2、1/4、1/8)に対応する。

バッテリーを内蔵し、フル充電で約800回の発光が可能。充電にはUSB Type-Cを利用する。

TTArtisanではこれまでも、同様のデザインを採用したLEDライト「BG01B」を2024年8月、「TT-BG01-RGB」を2024年10月に発売している。

  • 対応カメラ:オリンパス・OMデジタルソリューションズ、キヤノン、ソニー、ニコン、富士フイルム、ライカ、リコーイメージング・ペンタックスなどのホットシュー搭載機種
  • 色温度:5,600K±200K
    ガイドナンバー(GN):12
  • バッテリー容量:350mAh
  • 充電方式:USB Type-C
  • フラッシュ発光回数:約800回(平均出力時)
  • 出力調整:4段階(1/1、1/2、1/4、1/8)
  • リサイクルタイム:連続発光(出力1/8)、約2秒(出力1/4)、約3秒(出力1/2)、約4秒(出力1/1)
  • 最大同調速度:1/250秒
  • 外形寸法:約54×35mm
  • 重量:約35g
  • 付属品:1/4インチネジ穴付きコールドシュー
  • 価格:6,000円

TTArtisan ワイヤレスフラッシュトリガー「TT-J01」

「TT-M01」専用のワイヤレスフラッシュトリガー。専用チャンネルを利用し、設定不要で使用可能。ホットシュー搭載のカメラで利用できる。

また、クリップオンストロボ「TT-M01」とのセットも用意する。

スペック

  • 通信距離:3m
  • 充電方式:USB Type-C
  • 外形寸法:約42×31mm
  • 重量:約18g
  • 価格:2,300円
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。