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キヤノン「EOS R1」「EOS R5 Mark II」の最新ファームウェアが公開停止
2TB超のカードへの動画記録で問題が発生
2025年7月17日 16:19
キヤノンは7月17日(木)、同日公開したミラーレスカメラ「EOS R1」「EOS R5 Mark II」の最新ファームウェア「Version 1.1.0」の公開を一時停止した。
Version 1.1.0を適用後、2TBを超えるカードを利用してプレ記録設定で動画撮影すると、カメラやパソコンで再生できない問題が確認されたという。現在、原因を調査している。既にファームウェアをダウンロードした利用者に対しても、アップデートを控えるよう呼び掛けている。
公開停止となったファームウェアには、セキュリティ機能の向上や利便性の改善が盛り込まれていた。電源投入時にパスワード入力を求める機能や、カメラ単体でインターネットからファームウェアをダウンロードできる機能を新たに搭載。
撮影機能では、人を検知してファインダーを点灯する「ファインダー表示優先モード」や、100/120Hzのフリッカー自動検知機能に加えて、流し撮りアシスト機能や、ネット越しの被写体撮影に適したオートフォーカス特性も新たに加わる予定だった。
CFexpressカードについては8TBまでの大容量カードに対応としていた。今後の対応について決定次第、公式サイトで告知するとしている。