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TTArtisan、バブル/ソフトボケの描写モードを搭載したシネマレンズ

株式会社焦点工房は、「バブルボケ」と「ソフトボケ」の2つの描写モードを備えたTTArtisan(銘匠光学)の交換レンズ「35mm T2.1 シネマレンズ」を5月23日(金)に発売した。希望小売価格は8万円。

35mmフルサイズのイメージサークルに対応する、マニュアルフォーカスのシネレンズ。玉ボケ効果が得られる「バブルモード」と、自然な柔らかさを引き出すという「ソフトモード」を搭載。切り替えレバーを使用して、モードを変更する。

また、ピントリングの回転角はモードによって異なり、バブルモード時が131°、ソフトモード時は313°となっている。

ギア規格は0.8MODで、汎用のフォーカスリング用アクセサリーが使用可能。

鏡筒には、高強度かつ耐食性に優れるという航空用アルミニウムを採用している。

バブルモード
ソフトモード
提供:株式会社焦点工房
提供:株式会社焦点工房
提供:株式会社焦点工房
  • 対応マウント:キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、富士フイルムX、Lマウント
  • 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ
  • 焦点距離:35mm
  • レンズ構成:7群10枚(高屈折レンズ2枚)
  • フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
  • 絞り:T2.1-T22
  • 絞り羽根:11枚
  • 最短撮影距離:0.55m(バブルモード)、0.28m(ソフトモード)
  • フィルター径:82mm
  • 外形寸法(マウント部除く):約89×79mm(RF/L)、約89×81mm(E)、約89×83mm(Z)、約89×82mm(X)
  • 質量:約668g(RF)、約637g(E)、約695g(Z)、約629g(X)、約648g(L)
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。