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ソニー、望遠ズーム「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」を国内発売

Eマウントレンズ最望遠 防塵防滴設計

ソニーは、交換レンズ「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」(SEL70300G)を4月28日に発売する。希望小売価格は税別17万円。3月29日に海外で発表していたモデル。

35mmフルサイズに対応するEマウントの望遠ズームレンズ。FEレンズとしては「FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS」を除き、望遠側が最も長いレンズとなる。APS-C用のEマウントレンズを含め、望遠側の焦点距離は最長。

また、ソニー独自の高級レンズシリーズ「Gレンズ」銘を称する。防塵防滴に配慮した設計を採用した。

同スペックのレンズはAマウントにはあったが(70-300mm F4.5-5.6 G SSM II)、Eマウントでは初めて。光学設計は異なる。

非球面レンズ4枚、EDガラス2枚の採用に加え、ナノARコーティングにより望遠端でも高い解像力を実現したとする。また、Gレンズならではという美しいボケ味も謳う。

最短撮影距離は0.9mで、近接撮影能力はクラストップレベルという。最大撮影倍率は0.31倍でテレマクロ撮影も可能としている。

光学式手ブレ補正機構「OSS」を搭載する。AF駆動はリニアモーターで、高速、高精度、静音を実現した。フォーカスモードスイッチ、フォーカスホールドボタン、フォーカスレンジリミッターも備える。

外装は金属製。フィルター径は72mm。最大径×全長は84×143.5mm。重量は854g。

(本誌:武石修)