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「SILKYPIX Developer Studio Pro7」が発売

シリーズ最上位版 現像エンジン改良で画質向上

市川ソフトラボラトリーは、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro7」(ダウンロード版)を12月15日に発売した。Windows Vista/7/8/8.1/10、Mac OS X 10.6.8~10.11に対応する。

税込価格は新規ライセンスが2万8,080円(2016年2月29日までは発売記念キャンペーンとして2割引の2万2,464円)。アップグレードは1万1,232円から。優待販売価格は2万2,464円。パッケージ版の発売時期は未定。

「SILKYPIX Developer Studio Pro6」の後継ソフトで、SILKYPIXシリーズの最上位モデルに当たる。11月26日からベータ版が公開されていた。なお、11月26日以降にPro6を購入したユーザーは無償でPro7にアップデート可能。

RAW現像エンジンを改良し、ハイライトの色再現性や階調性を大幅に向上させたという。RAWデータをさらに深く解析することで、ダイナミックレンジを広げた。

また、指定した領域に対して部分的な色調補正(円形補正/段階補正フィルター)が可能となった。部分的に明るさやホワイトバランスを変えたい場合などに、直感的にエリアを指定して補正できるとする。

新ロジックでピント面とアウトフォーカス部分を検出し、ピント面にのみ強いシャープネスを適用する「ナチュラルシャープ」も搭載。シャープネスを強めた場合にボケの輪郭やアウトフォーカス部のノイズが強調されることが少なくなるという。

さらにトーンカーブで明るく補正しても、色が白っぽくならない「Lトーンカーブ」を採用。“L”とはLuminance(輝度)のことで、輝度情報のみを調節して色は維持する。

そのほか、画像のレーティングや編集履歴にも対応した。

なお、「RAW現像お試し価格キャンペーン」としてスタンダード版の「SILKYPIX Developer Studio 6」(ダウンロード版)を6割引の税込6,800円で販売する。期間は2016年2月29日まで。

(本誌:武石修)