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TTArtisanのライカMマウント用大口径レンズ「50mm f/0.95 ASPH.」にブラックカラーモデル

株式会社焦点工房は10月29日(水)、銘匠光学の交換レンズ「TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH. ライカMマウント ブラック」を発売した。希望小売価格は15万8,000円。

35mmフルサイズフォーマットのイメージセンサーに対応するライカMマウント用レンズ。距離計に連動する。2022年10月に発売した「TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH チタンカラー」のカラーバリエーションモデル。

また製品の位置づけとしては、2020年9月に発売した「TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH」の後継改良モデルにあたり、レンズ先端を細くすることでファインダーの視界をわずかに広くした。フィルター径は従来モデルの67mmから62mmに短縮している。

ASPH非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚、高屈折レンズ8枚による8群11枚のレンズ構成で諸収差を効果的に抑制。

基本的な製品仕様は変わらないが、従来モデルで18金メッキコーティングを施していた真ちゅう素材のマウントパーツ部は、今回のブラックモデルでは通常のコーティング仕様に変更しているという。

鏡筒素材には航空機グレードのアルミニウムを採用。アルマイト仕上げにより質感と耐久性を両立したとしている。このほかクリック付きの絞りリングを備える。

サンプル画像(提供:株式会社焦点工房)
サンプル画像(提供:株式会社焦点工房)
サンプル画像(提供:株式会社焦点工房)
  • 対応マウント:ライカM
  • 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ
  • 焦点距離:50mm
  • レンズ構成:8群11枚(ASPH非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚、高屈折レンズ8枚)
  • フォーカス:MF(距離計連動型)
  • 絞り:F0.95-F16
  • 絞り羽根:14枚
  • 最短撮影距離:0.7m
  • フィルター径:62mm
  • 外形寸法:約Φ72×73mm(マウント部除く)
  • 質量:約686g
  • 付属品:前後キャップ、精密ドライバー(レンズの距離計連動カム微調整用)
本誌:宮本義朗