航空祭に行こう!
令和7年度 入間航空祭(11月3日開催)
アクセス至便の立地でブルーインパルスの新演目を楽しもう
2025年10月30日 12:00
数々の航空祭で公式の撮影を務めてきた航空写真家の粒木友香里さんに、これから開催されるおすすめの航空祭についてコメントをいただきました。
開催日
2025年11月3日(月・祝)
会場
埼玉県狭山市稲荷山2丁目3番地
飛行スケジュール
- 09時00分〜09時01分:C-2 OPENING FLIGHT(空挺降下)
- 09時28分〜09時38分:U-680A
- 09時39分〜09時49分:T-4
- 09時50分〜10時00分:CH-47J
- 10時00分〜10時20分:C-2&U-4
- 11時05分〜11時50分:ブルーインパルス
晴れの特異日にブルーインパルスが秋空を彩る
“晴れの特異日”と言われる11月3日の開催が多い入間航空祭は、晴れる確率が高く関東圏の中でもブルーインパルスの迫力あるアクロフライトを見ることが出来る基地として交通の便が良い航空祭です。
航空自衛隊入間基地は埼玉県狭山市に位置しており、西武鉄道池袋線で池袋駅から50分ほどですが、毎年20万人以上が来場するため混雑は覚悟して体調を整えて向かいましょう。基地のHPでは入場の際の混雑を避けるため、数カ所ある入り口のうち狭山市駅で下車し狭山市役所門からの入場をお勧めしています。
プログラムについては昨年退役したC-1輸送機の後を引き継いだC-2によるオープニングフライト、入間基地ならではの飛行点検隊U-680Aや、U-4支援機による展示飛行、最後はブルーインパルスが秋空に舞う予定です。
地上展示では入間ヘリコプター空輸隊のCH-47J(チヌーク)や百里基地からのF-2、小松基地からのF-15などが予定されています。昨年のF-15は北陸新幹線をイメージしたカラーで、能登半島地震からの復興を祈念した記念塗装機が来てくれました。今年も小松基地には2種類の塗装機があるようなので見られることを期待したいですね。
C-2輸送機と3シップ・ダーティー・テイクオフ。3機での離陸は風が弱い時や風向き、気温など条件が揃った時に見ることができます。
ブルーインパルスによるファン・ブレイク。入間基地は順光で撮影できるため、青と白のカラーリングが鮮やかに見えます。その分機体の白い部分が白飛びしやすいため、露出の設定は−1/3EVや−2/3EVなどアンダー目がおすすめです。
ブルーインパルスの演目はエプロンの中心付近が展示基準点になることが多いため、5、6番機のクロスする課目などを撮る際は参考にしてみて下さい。
昨シーズンから第1・2区分の課目に追加された「デルタ・ループ&ボントン・ロール」はループ(宙返り)した後に6機が一斉にロール(回転)を行う演目です。
昨年は秋晴れの青空に描かれた大きな星を25万人が歓声を上げて見上げました。
メインエリアとなる手前のエプロン地区のほかに、昨年からは滑走路を挟んだ向かい側にあるランウェイビューエリアが解放されており、キッズエリアの併設や狭山市駅も近いため親子連れの方々には過ごしやすく便利です。







