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【フォトキナ】BENRO、脚反転+センターポール可倒のトラベル三脚
Reported by 桃井一至(2014/10/3 09:00)
中国を拠点とする三脚メーカーのBENRO(ベンロ)。近年はカラフルなカジュアル指向のサブブランドMefotoシリーズも手がけるほか、カメラバッグなども揃え、国内でも大手カメラ量販店を中心に勢いを増す。
そのBENROブースの目玉は、トラベル向け三脚のセンターポールが水平になるSystemGoシリーズだ。脚を反転して収納できるGoTravelと一般的なGoClassicの2種類を用意する。
センターポールに工夫を施す製品は最近各社で見られるが、SystemGoはトラベル三脚本来のコンパクトさに加えて、シンプルな構造がミソ。
使用方法はセンターポールの最伸長時に底部にあるボタンを押せば、ロックが外れて傾斜しはじめ、水平状態で留まる。また脚の1本を取り外し、センターポールと組み合わせて、一脚として使えるほか、オプションのグリップを取り付ければ、歩行杖としても利用できる。
サイズは写真のGoClassic GC258Fが4段式、最大パイプ径28.6mm、最小パイプ径18.4mm、全伸長1,685mm、伸長1,405mm、最低高370mm、収納高555mm、重量1.53kg。
GoClassic GC158Fが4段式、最大パイプ径25.2mm、最小パイプ径15mm、全伸長1,590mm、伸長1,300mm、最低高370mm、収納高520mm、重量1.28kg。
大別すれば、GoTravel、GoClassicともに、28.6mmと25.2mmの最大パイプ径のほか、段数が3~4段、アルミ製、8層カーボンファイバー製などがあり、同社の他シリーズと同様に、きめ細かく用意される。
GoTravelの縮長は概ね500mm弱、GoClassicは600mm弱が中心だ。いずれも持ち歩きやすいサイズや重量なので、自分の好みや使用機材、用途に応じて選ぶのがいいだろう。
気になる国内発売だが、2014年内発売の見込みで進めるとのことだ。