【フォトキナ】セコニックがカラータッチパネル液晶の露出計を発表
ここではフォトキナ2012で展示されていたデジタルカメラやアクセサリーなどを紹介する。
■“マシンガンストロボ“を出品したニッシンジャパン
連続発光1,000回を謳い、日本国内では“マシンガンストロボ”としてアピールする「MG8000」を出品。キヤノン用・ニコン用を用意している。国内では9月28日に4万9,800円で発売する。
MG8000 | 放熱板が特徴的。背面にはカラー液晶モニターを搭載 |
最大ガイドナンバーは60(ISO100・105mm時、以下同)。ガイドナンバー12のサブ発光部も備える。来場者は自分のカメラに取り付けて試すことができた。
■フェーズワンは新中判カメラ「645DF+」を展示
645DFの後継となる中判カメラ「645DF+」を展示していた。AFの合焦速度や暗所での測距性能を向上し、カスタムアジャストメント機構によりデジタルバックとカメラのフォーカスがマッチするよう微調整できるという。
645DF+。装着レンズは発売済みのもの |
645DF+は同時発表のレンズ「Schneider Kreuznach 28mm LS f/4.5 Aspherical」(4,290ユーロ・5,990ドル)とともに10月に出荷を開始する。価格は4,290ユーロ(5,990ドル)。
■ポラロイドがプリンター内蔵デジカメの最新版を展示
ポラロイドは、プリンター一体型のデジタルカメラ「Z2330 Instant Digital Camera」を展示していた。海外ではすでに発売しており、価格は159ユーロ。国内発売は未定。
Z2330 Instant Digital Camera。ホワイトとブラックを用意する |
ZINK Zero Ink方式のプリンターを内蔵しており、撮影後すぐに写真をプリントできる。1,000万画素センサー、3型液晶モニター、SDメモリーカードスロットなどを備える。
プリントしているところ | 内部に専用紙を装填する |
日本語にも対応していた |
■エプソンは約236万ドットのEVF用液晶パネルを展示
エプソンは、EVF向け高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「ULTIMICRON」(アルティミクロン)の最新版を展示していた。
0.48型XGAのULTIMICRON | 表示したところ |
同シリーズの第3弾に当たる製品。0.48型XGA(1,024×RGB×768ドット)の約236万ドットで、従来のSVGA品(144万ドット、OLYMPUS OM-D E-M5などに採用)から解像度を引き上げた。
従来モデルはOLYMPUS OM-D E-M5に採用されている | ULTIMICRONコーナーには多くの来場者が訪れていた |
今回は開発発表で、今後デジタルカメラ各社に提案していくという。ULTIMICRONはカラーフィルター方式のため、色が分離して見えるカラーブレークアップ現象が発生しない。
■タッチパネルの露出計を展示したセコニック
セコニックはカラータッチパネル液晶を搭載した露出計「ライトマスタープロL-478D」を展示していた。国内では9月28日に5万400円で発売する。
ライトマスタープロL-478D | 設定などもタッチパネルで行なえる。 |
2.7型のタッチパネルで操作や設定を行なえるのが特徴。スマートフォンのように操作でき、露出値などをグラフィカルに表示できる。日本語表示にも対応する。ISO感度を任意に設定可能なデジタルカメラ向けにシャッター速度と絞り値を優先させた「TF優先モード」を新設した。そのほか従来からの「カメラ露出プロファイル」による測定にも対応する。5度のスポット測光に対応するビューファインダーをオプションで用意する。
2012/9/27 13:59