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OM-D E-M1にエプソンの高精細液晶パネル「アルティミクロン」が採用

 セイコーエプソンは16日、高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「アルティミクロン」(ULTIMICRON)が、ミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1」の内蔵EVFに採用されたと発表した。

E-M1に搭載されたアルティミクロン
E-M1の内蔵EVF

 採用されたのは約236万ドット(XGA、1,024×RGB×768ドット)の0.48型。エプソンでは、同社プロジェクター技術に由来する高透過率技術により、まぶしい日差しの下や夕闇の中でも高い視認性を確保できるとしている。また、カラーフィルター方式を採用しているため色の残像が生じるカラーブレークアップ現象が発生しないのも特徴。

 E-M1はオリンパスが11日に発売した同社レンズ交換式カメラのフラッグシップ機。像面位相差AF、4/3型1,628万画素Live MOSセンサー、3型約104万ドットのチルト式液晶モニターなどを備える。ファインダー倍率が35mm判換算約0.74倍となり、オリンパスでは「35mmフルサイズ一眼レフカメラに匹敵する倍率」としている。ボディのみの価格は14万4,800円前後。

OLYMPUS OM-D E-M1

 アルティミクロンが搭載されているオリンパス製品としては、E-M1のほかに「OLYMPUS OM-D E-M5」、「VF-2」、「VF-4」が明らかにされている。

(本誌:武石修)