ニコン、「COOLPIX P7000」のAF性能を向上
ニコンは6日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P7000」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.1.2。
COOLPIX P7000 |
更新内容は次の通り(ダウンロードページより引用)。
- シャッターボタンを半押しした時に被写体にピントが合わなかったり、背景などにピントが合ってしまったりする場合がありましたが、オートフォーカスの性能向上により、従来よりもピントが合いやすくなりました。
- ブラケティングとセルフタイマーが同時に設定できるように変更しました。
- 撮影モード「Aモード」の時に絞り値を「開放絞り」以外に設定後、電源を OFF し、次に電源を ON した後に絞り値を変更すると、開放側の絞り値がグレー表示となり、設定できないように見える現象を修正しました。
- 撮影モード「Mモード」の時にFn(ファンクション)ボタンを押しながらシャッターボタンを押したときの機能が動作しない現象を修正しました。
- 撮影モード「Mモード」の時にシャッタースピードの表示がまれに正しく表示されない場合がある現象を修正しました。
- ユーザーセッティングモードが、U3 の時に Picture Control(COOLPIX ピクチャーコントロール)のビビッドにアスタリスク(*)が表示され、設定値を初期値にリセットしても消えない現象を修正しました。
- NRW(RAW)画像をカメラでNRW(RAW)現像する際の [ホワイトバランス] の [色温度設定] の設定がデジタル一眼レフカメラと逆方向になっていたので修正しました。
- NRW(RAW)画像をカメラでNRW(RAW)現像したり、ViewNX 2 でRAW現像したりすると、きわめてまれに黒画像となってしまう現象を修正しました。
- HDMIケーブルでテレビに接続して、画像を再生してテレビに表示すると、画像の輪郭部分が粗く表示されてしまう現象を修正しました。
COOLPIX P7000は、1/1.7型有効1,010万画素のCCDセンサーや、35mm判換算28-200mm相当の7.1倍ズームレンズを搭載するコンパクトデジタルカメラ。発売は2010年9月。後継機種の「COOLPIX P7100」が2011年9月に発売済み。
2011/12/7 12:04