岡嶋和幸の「あとで買う」

1,732点目:日本の聖地を旅したい人のためのガイドブック

ともこ『日本の聖地を訪ねて』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ともこ『日本の聖地を訪ねて』

日本国内でまだ訪れたことのない場所がたくさんあります。1,487点目では日本の絶景を紹介する本を取り上げましたが、本日は聖地です。

絶景も含まれているようですが、日本の成り立ちに関わる聖地を目指し、スマートフォンを片手に2022〜2024年の3年間、36カ所、7万kmを旅した著者の記録がまとめられています。

雑誌『家庭画報』の連載を書籍化したもので、私がまだ訪れたことのない場所がたくさん紹介されているので興味深いです。交通手段や宿泊先なども掲載されているので、実際に行くときの参考になるでしょう。販売価格は1,980円です。

個人的には2019年から『海のほとり』という作品シリーズに取り組んでいるので(今年5月に写真展を開催予定)、まずは沿岸部から足を運んでみようと思います。

Casa BRUTUS特別編集『日本の聖地100』という本も見つけましたが、こちらは見応えのある写真がたくさん掲載されています。それぞれの聖地の撮り方の参考にするのも良いと思います。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。