ザハトラー、デジタル一眼レフカメラ向け動画雲台「シネDSLR」を発売


 ザハトラー・ジャパンは、デジタル一眼レフカメラ向け動画用雲台「シネDSLR」(Cine DSLR)を13日に発売した。価格は15万7,500円。

シネDSLR(写真の三脚は別売)カメラの搭載例

 InterBEE2010で発表した製品。当初2010年12月の発売を予定していたが、よりデジタル一眼レフカメラに適するよう荷重範囲の変更を行なうため発売を延期していた。また、発表時の価格は17万3,250円だったが値下げした。

 主に、デジタル一眼レフカメラに300mmなどのレンズを装着した組み合わせでの使用を想定したモデル。新たにロングカメラプレート「DSLRプレート」を採用し、220mmの前後移動が可能になった。前重のセットアップにも対応可能としている。

 また、従来の「サイドロードプレートS」に比べて、カメラ位置を高くできるため、レンズとプレートが干渉するのを防ぐ。プレート後部には前後に移動するねじれ防止用ストッパーを備え、さまざまなデジタル一眼レフカメラでもしっかり固定できるという。DSLRプレートは単体でも1万5,750円で発売し、「FSB6T」および「FSB8T」を除くFSBシリーズで使用できる。

DSLRプレートDSLRプレートにはねじれ防止用のストッパーを備える
使用例

 荷重範囲は0.6~6.1kg(重心高75mm時)。カウンターバランスは10段階。ドラッグはパン、チルトともに3段階およびフリー。ボール径は75mm。重量は2kg。




(本誌:武石修)

2011/5/13 17:26