富士フイルム、「MyFinePix Studio」を偏光方式モニターの3D表示に対応


 富士フイルムは4日、FinePixシリーズの付属ソフト「MyFinePix Studio」の最新版をリリースした。MyFinePix Studio Ver.2.0以上をインストールしたPCをインターネットに接続すると、自動でアップデートを行なう。

MyFinePix StudioFinePix REAL 3D W3

 更新内容は次の通り。主に3D関連の機能を強化している。

  • ライン・バイ・ライン表示アプリケーションを追加し、偏光方式(パッシブタイプのメガネ式)に対応するPCモニターで「FinePix REAL 3D W3」および「同3D W1」で撮影した3D静止画(MPファイル)と3D動画(3D-AVI)を直接表示できるようにした
  • 視差調整機能により、3D表示をしながら奥行き感、飛び出し感の調整が可能
  • MPファイルの右側画像または左側画像だけを2D表示可能にした

 また、パノラマ写真のスイング全画面表示に対応。FinePixの「ぐるっとパノラマ360」や「ぐるっとパノラマ」機能で撮影したパノラマ写真を全画面表示できるようにした。ほかにも、「日付プリント機能」を搭載。日付を入れたプリント設定を可能とした。

 なお、3D表示は偏光方式の3Dディスプレイを外部接続することで、3D対応のPCでなくても可能としている。



(本誌:鈴木誠)

2010/10/4 15:47