ニコン、「Capture NX 2」の最新アップデータを公開
Capture NX 2 |
ニコンは24日、「Capture NX 2」の最新アップデータを公開した。バージョン番号はVer.2.2.5。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.11/10.5.8/10.6.4。
更新内容は次の通り。
■Picture Control Utilityの一部仕様変更
「環境設定」ボタンを追加したほか、以下の場合に「ピクチャーコントロールリスト」にある「D2XMODE1」、「D2XMODE2」、「D2XMODE3」、およびそれらを基にして作成したカスタムピクチャーコントロールを表示しないようにした。
- D3100およびピクチャーコントロール非対応のニコン製デジタル一眼レフカメラで撮影したRAW画像をサンプル画像として選んだとき
- Picture Control Utilityの「環境設定」画面内で「常に最新のカラープロセスを使用する」を選択しているとき
また、「環境設定」画面内で「常に最新のカラープロセスを使用する」を選択しているときに以下の画像を開いた場合、メッセージを表示して「スタンダード」で開くようにした。
ただし、「D2XMODE1」、「D2XMODE2」、「D2XMODE3」およびそれらを基にして作成したカスタムピクチャーコントロールのいずれかを選んでNRW形式で保存したCOOLPIX P6000の撮影画像は、「カメラで適用しているカラープロセスを使用する」の場合でもメッセージを表示して「スタンダード」で開く。
- カメラ内の「ピクチャーコントロール」を「D2XMODE1」、「D2XMODE2」、「D2XMODE3」およびそれらを基にして作成したカスタムピクチャーコントロールのいずれかに設定して撮影したRAW画像
- ピクチャーコントロール非対応のニコン製デジタル一眼レフカメラで撮影したRAW画像をCapture NX 2 Ver.2.2.4より前のバージョンで、「ピクチャーコントロール」のプルダウンメニューにある「D2XMODE1」、「D2XMODE2」、「D2XMODE3」およびそれらを基にして作成したカスタムピクチャーコントロールのいずれかを選んでNEF形式で保存した画像
- Picture Control Utilityの「環境設定」画面内で「カメラで適用しているカラープロセスを使用する」を選んでいるときに、ピクチャーコントロール対応のニコン製デジタル一眼レフカメラで撮影したRAW画像を 「ピクチャーコントロール」のプルダウンメニューにある「D2XMODE1」、「D2XMODE2」、「D2XMODE3」およびそれらを基にして作成したカスタムピクチャーコントロールのいずれかを選んでNEF形式で保存した画像
■「現像」セクション「カメラ設定」内の「ピクチャーコントロール」一部仕様変更
以下の場合、「アクティブD-ライティング」をONに設定して撮影したRAW画像で「コントラスト」と「明るさ」を調整ができるようにした
- D3100およびD60で撮影したRAW画像
- Picture Control Utilityの「環境設定」画面内で「常に最新のカラープロセスを使用する」を選択しているとき
また、以下の場合に「ピクチャーコントロール」のプルダウンメニューにある 「D2XMODE1」、「D2XMODE2」、「D2XMODE3」、およびそれらを基にして作成したカスタムピクチャーコントロールを表示しないようにした。
- D3100およびピクチャーコントロール非対応のニコン製デジタル一眼レフカメラで撮影したRAW画像
- NRW形式のRAW画像
- Picture Control Utility の「環境設定」画面内で「常に最新のカラープロセスを使用する」を選択しているとき
■そのほか
- Mac OS X 10.6.4に対応した(Mac OS X用のみ)
- D3100のRAW画像に対応した
- 「現像」セクションの「カメラとレンズの補正」内にある「自動ゆがみ補正」機能で使用するレンズ情報を更新した
- 特定のRAW画像を開いたとき、グラデーションが綺麗に表示されない現象を修正した。ただし、画像によっては現象が残る場合がある
- Capture NX 2 Ver.2.2.0からVer.2.2.4で特定のRAW画像を開いたとき、明るく表示される現象を修正した
- 「現像」セクションの「カメラとレンズの補正」内にある「イメージダストオフ」を適用したとき、まれに画像にブロックノイズが発生する現象を修正した
2010/8/25 00:00