ニコン、「Capture NX 2」をWindows7に対応


Capture NX 2

 ニコンは16日、RAW現像ソフト「Capture NX 2」のアップデータを公開した。バージョン番号は2.2.4。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 今回のアップデートから、Windows 7に対応する。また、Windows Vista/7の64bit版にも対応するが、32bitアプリケーションとしての動作となる。

 そのほかの更新内容は下記の通り。

  • 「印刷レイアウト」画面で、「レイアウトの選択」から25枚以上を選択したときに印刷できない問題を修正した。具体的には、「サムネイルを使用する(確認用のみ)」に自動的にチェックが入るようにした。
  • 一部のプリンターを使用しているときに「フチ無し印刷」の設定で印刷すると、エラーメッセージを表示して印刷できない問題を修正した。
  • 「フチ無し印刷」の設定が正しく適用されない現象を修正した。
  • 「ページ設定」にある「余白」の「上」「下」「左」「右」の数値を同じに設定できない場合がある現象を修正した。
  • 印刷ボタンを押してから印刷開始までに時間がかかる現象を修正した。
  • AMD製のCPUを搭載している一部のPCで、画像を開こうとするとCapture NX 2が強制終了する現象を修正した。
  • 大量のファイルをバッチ処理すると、バッチ処理中にエラーメッセージを表示する現象を修正した。
  • 「待機リスト_処理実行中」画面にある「処理後通知」にチェックを入れた状態でバッチ処理を実行すると、空白の画面を表示する現象を修正した。
  • 撮影日時が同じ複数枚の画像に対してバッチ処理を実行すると、正しいファイル名で保存されない現象を修正した。
  • 特定の設定でバッチ処理を実行すると、途中で処理がすべて失敗する現象を修正した。
  • 画像処理を複数行なうと、エラーメッセージを表示する現象を修正した。
  • 保存後の画像を数枚開くとエラーメッセージを表示する現象を修正した。
  • イメージウィンドウの表示倍率が100%のときに、「現像」セクションの「カメラとレンズの補正」にチェックを入れても効果が適用されず、画像を保存できない現象を修正した。
  • デュアルモニター環境で、メインモニターの「ワークスペース」の設定を「デスクトップ」にした状態でイメージウィンドウを最大化表示にすると、イメージウィンドウが消える現象を修正した。
  • 「表示」メニューの「全画面表示モード」または「プレゼンテーションモード」時に、「ズームツール」で画像を拡大表示すると、拡大部分が中央にならない現象を修正した。
  • 「選択ブラシ」を使用中に、Altキーを押しても「+」と「-」の動作が切り替わらない現象を修正した。
  • クロップツールで、選択範囲をEnterキーで確定しても「選択ツールに切り替わらない現象を修正した。」
  • 「エディットリスト」に表示される調整項目内にある数値入力ボックスに、小数点以下の数値を入力しても値が変更されない現象を修正した。
  • 「現像」セクションのクイックフィックス内にある「適正露出」の数値入力ボックスに-0を入力すると、数秒後に表示が「0」になる現象を修正した。

 Capture NX 2は、ニコンが2008年に発売したRAW現像ソフト。各種収差補正のほか、ピクチャーコントロールなどを施すことが可能。価格は2万円前後。



()

2009/12/17 13:37