【CP+】ベルボン、“世界最速セッティング”の「キューブ」三脚など


会期:2010年3月11日〜14日
会場:パシフィコ横浜

 ベルボンはCP+2010で、「世界最速セッティング」を謳う旅行用8段三脚「キューブ」を発表した。4月に発売予定。価格は7,980円。

 角型のキューブパイプを採用するアルミ製の三脚。収納時は平たくなるので、旅行などで携行しやすいという。

ベルボンブース「キューブ」収納時。収納性に優れるという
脚を広げたところ横から見るとこうなる
さらに脚先を握って伸ばす脚を伸ばし切った状態
自由雲台はストッパーをつまむとフリーになる上部が跳ね上がって縦位置撮影に対応

 さらに収納時に3本の脚先を同時に引っ張ると、素早く脚が伸びる仕組み。縮めるときは脚先を握って本体側に押し込む。全長は94cm、縮長は240mm。

 本体はマグネシウム製。本体装備の自由雲台は、ストッパーを緩めてアングルを調整するタイプ。カメラ台の上部が90度跳ね上がり、縦位置撮影に対応する仕組みもある。

 脚径は16mm。推奨積載質量は400g。重量は390g。基本的にはコンパクトデジタルカメラ用としている。

 ベルボンでは脚パイプが角型であることを活かし、ユーザーによるデコレーションを提案。柄の入ったキューブや、カラーバリーションモデルを参考出品していた。

パッケージ。「世界最速」をアピール参考出品を含むキューブの展示
デコレーションの例こちらはカラーバリエーション

 ベルボンが国内で取り扱う韓国セキュライン社の製品にも新アイテムがあった。

 LEDの点灯でカメラの傾きを知らせる「アクションレベル」の新製品は、左右だけでなく前後の傾きにも対応した「アクションレベルクロス」。4月に発売予定という。

 上面に13個、側面に7個のLEDを備えた豪華版で電池は従来モデルより大きなCR2032を必要とする。「アクションレベルサウンド」と異なり、音はならない。

アクションレベルクロス。2軸の傾き検知が可能になった既存のアクションレベルより大型の電池を使用

 マグニファイヤー「U-13C」もセキュライン社の製品。デジタル一眼レフカメラのファインダー倍率を上げるアイテムで、アイピースへは金属製のアタッチメントを介して取付ける。発売は4月になる見込み。

 各デジタルカメラメーカーのアイピースに合わせた設計のアイピースを付属。オリンパス、キヤノン、ソニー、ニコン、ミノルタ、ペンタックスの多くの製品で使用できるという。例えばニコンは丸窓と角窓の両方に対応する。

セキュラインのマグニファイヤー「U-13C」金属製のアタッチメントを介して取付ける
パッケージ。対応カメラ(右画像)の数は多い

(本誌:折本幸治)

2010/3/12 00:00