アクト・ツー、「ピクセルメーター」の最新アップデータ
アクト・ツーは12日、画像処理ソフト「ピクセルメーター」の最新アップデータを公開した。バージョン番号は1.5.1。対応OSはMac OS X 10.5以降。
ピクセルメーターのパッケージ | ピクセルメーター |
新機能としてブラシパレットに7種類のブラシコレクションを追加したほか、以下の改良や不具合の修正を行なった。
■改良点
- 「アプリケーション」フォルダ以外から起動した場合、起動時にプログラムを「アプリケーション」フォルダへ移動できるオプションを追加した
- Automatorアクションの「Resize Images」を「Crop Images」と「Fit Images」に置き換えた
- アップルのHuman Interface Guidelineに準拠し、名称未設定ウィンドウタイトルの名づけ方を変更した
- 「ようこそスクリーン」をドラッグ可能にした
- 「ようこそスクリーン」表示中に、「Pixelmatorを終了」、「Pixelmatorを隠す」、「ほかを隠す」、「すべてを表示」のコマンドを実行できるようにした
- キャンバスの外側を右クリックすることで背景色をブラック、グレー、ホワイトから選択可能にした
- Dockメニューに「クリップボードから新規作成」メニューを追加した
- すべての言語のローカリゼーションをアップデートした
- アップルのHuman Interface Guidelineに準拠し、新規書類作成時に「閉じる」ボタンで未保存状態を表す点を表示しないようにした
- ユーザーインターフェイスに無効化されたチェックボックスを追加した
- AutomatorアクションがSnow Leopardに対応した
- ピクセルメーターをiPhotoの外部エディタとして動作可能にした
- クリップボードの内容を表示されているキャンバスの中央にペーストするようにした
- ガイドのツールチップをルーラーのゼロ起点から加算して表示するようにした
- 「取り消し」コマンドのマイナーな改良を行なった(ペイント時など)
- スクリーンより大きなイメージを開くとき、イメージをウィンドウサイズに合わせて調整するようにした
- PXMファイルフォーマットで保存する際にEXIF、IPTCやそのほかのメタデータを保持するよう改良した
- 不要なコンソールログを削除した
- PSDファイルフォーマットで保存する際にレイヤーのリンクを保持するようにした
- マイナーなユーザーインターフェイスを改良した
- ヘルプをアップデートした
■修正点
- ルーラーが不正表示される不具合を修正した
- フチなし印刷が正しく行なわれない不具合を修正した
- タブレットを使用中にルーラーがちらつく不具合を修正した
- スタンプ修復ツールが選択された状態でアプリケーションを起動すると、キャンバスの部分が異常になる不具合を修正した
- 2つのイメージを開いている状態でフルスクリーンモードにした時に発生する不具合を修正した
- イメージサイズの「幅」、「高さ」、「解像度」フィールドにカンマとドットの入力ができない不具合を修正した
- イメージサイズシートで不正なパーセンテージが表示される場合がある不具合を修正した
- ブラシのコンテキストメニューを表示する際に不要なCPUパワーを使用する不具合を修正した
- フォトブラウザから写真をドラッグ&ドロップできない場合がある不具合を修正した
- スタンプ修復ツールの「すべてのレイヤーをサンプリング」が正しく動作するよう修正した
- 「べた塗り」コマンドでカラーピッカーの「デベロッパ」パレットを使用するとクラッシュする不具合を修正した
- 文章を閉じる際にクラッシュする場合がある不具合を修正した
なお、新たに追加したブラシが正常に読み込まれない場合は、一度ピクセルメーターを終了し、「Home>Library>Application Support>Pixelmator>Brushes」内のファイルを削除してから再度起動する。
ピクセルメーターは、Core Image対応のGPUを利用することでプレビューやフィルタなどのエフェクトを高速に処理できるというレタッチソフト。130種類以上のエフェクトを搭載するほか、レイヤーやカラーマネジメントにも対応している。価格はパッケージ版が8,980円、ダウンロード版は6,980円。
2010/2/15 12:56