アクト・ツー、「ピクセルメーター」を“Snow Leopard”に対応
ピクセルメーター |
アクト・ツーは9日、画像処理ソフト「ピクセルメーター」の最新アップデータを公開した。バージョン番号は1.5。対応OSはMac OS X 10.5以降。
1.5での更新内容は次の通り。
■新機能
- Mac OS X 10.6 Snow Leopardに対応
- 「Web用に書き出し」コマンド
- スライスツール
- 「トリミング」コマンド
- 「すべての領域を表示」コマンド
- 新しい「ファイル情報」シート
- 新しい「書き出し」シート
- 新しい「イメージのサイズ」シート
- 新しい「キャンバスのサイズ」シート
- MailとiPhotoへの送信
- イタリア語のサポート
- AppleカラーピッカーのWebカラープラグインを自動インストール
加えて、以下のツール使用時に「情報ラベル」を表示可能とした。
- 長方形選択ツールと楕円形選択ツール使用時のサイズ
- マジック消しゴム、自動選択ツール、バケツツール使用時の許容値
- スポイトツールでクリックとドラッグをした際のカラー情報
- 切り抜きツール、スライスツール、変形ツール使用時のサイズ
- グラデーションツールの角度と半径
- ガイドの位置
■改良点
- PSD、PDF、レイヤーTIFF、iPhotoライブラリからのイメージは新規ドキュメントとして開くように改良。
- ペイントツールをダブルクリックすると、ブラシパレットが開くように改良。
- グラデーションツールをダブルクリックすると、グラデーションパレットが開くように改良。
- ライセンスキー入力時に「編集」メニューを有効にするように改良。
- 「ようこそスクリーン」を改良。
- PXMドキュメントのみにCreator Typeを設定するように改良。
- ドイツ語、フランス語、スペイン語、日本語のローカリゼーションをアップデート。
- ツール名の日本語表記を変更。
- ユーザーインターフェイスを改良。
- ヘルプドキュメントをアップデート。
■バグ修正
- レイヤーの不透明度が100%未満の時、レベルとカーブのヒストグラムが不正表示されるバグを修正。
- いくつかのTIFFドキュメントを開くとクラッシュするバグを修正。
- いくつかの小さなイメージをプリントするとクラッシュするバグを修正。
■既知の問題
- Mac OS X 10.6の日本語環境でインストールした場合、Automatorアクションが正しく追加されないことがある。(英語環境でピクセルメーターを起動した後、日本語環境に戻すと解消する)
- Mac OS X 10.6の日本語環境でヘルプメニューに文字入力をした後、直接ヘルプトピックを開くと正しくヘルプビューワが表示されない。(「Pixelmatorヘルプ」を開いた後に検索する)
- マスクが複数ある時、マスクを切り替えると正しく表示されない。(今後のバージョンアップで対応予定)
ピクセルメーターは、Core Image対応のGPUを利用することでプレビューやフィルタなどのエフェクトを高速に処理できるというレタッチソフト。130種類以上のエフェクトを搭載するほか、レイヤーやカラーマネジメントにも対応している。価格はパッケージ版が8,980円、ダウンロード版は6,980円。
2009/9/10 14:33