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レトロ映画のような色調になる「HARMAN RED125カラーネガフィルム」

3i株式会社は、蔵CURAセレクションの新製品として、135mmフィルム「HARMAN RED125 135-36」を2月21日(金)に発売した。価格は2,585円。

Harman Technology製のISO 125カラーネガフィルム(36枚撮り)。レッドスケール調の映画のようなレトロ感や、シネマティックな雰囲気の写真が撮影できるとしている。

最初に赤感度層に対して感光し、青感度層への影響を大幅に少なくすることで、写真からほぼすべての青を除去。主に赤、オレンジ、黄色で構成されたモノクロのような結果が得られるという。

適正露光で撮影することで、一貫したオレンジ色のトーンと柔らかい影が得られる一方、露光不足だと粒子が荒れて影もきつくなり、赤が深くなる。反対に露光過多の場合は粒子が細かくなり、明るくコントラストが強くなるという。ただし同時に、独特の色とトーンの発現も見られる。

現像処理はC-41。ISO 100~200が適正感度だが、ISO 50~400の減感・増感も行える。

サンプル写真
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飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。