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RED、ニコンZマウント採用のシネマカメラを投入

プロ向け新ブランド「Z CINEMA」始動

V-RAPTOR [X] Z Mount

RED Digital Cinema(以下RED)は2月13日(木)、ニコンの交換レンズ規格「Zマウント」に対応した2機種のデジタルシネマカメラを発表した。新ブランド「Z CINEMA」を立ち上げ、その第1弾として投入する。

今回発売するのは、フラッグシップモデルの「V-RAPTOR [X] Z Mount」と、小型モデルの「KOMODO-X Z Mount」。REDが持つ独自の色再現技術や画像圧縮技術はそのままに、ニコンが開発した大口径・ショートフランジバックのZマウントを採用した。

KOMODO-X Z Mount

「V-RAPTOR [X] Z Mount」は、8K VV グローバルシャッターセンサーを搭載し、最大20段以上のダイナミックレンジを実現。一方の「KOMODO-X Z Mount」は、6K 80pおよび4K 120pでの撮影に対応する。

両機種とも2025年4月発売予定の電動ズームレンズ「NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ」との連携も可能としている。

なおマウントアダプターを利用すれば、NIKKOR Zレンズだけでなく、AI Nikkor以降の旧来のNIKKOR Fレンズの使用も可能となる。

V-RAPTOR [X] Z Mountへの装着イメージ
本誌:佐藤拓