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ProGrade Digitalのメンテナンスソフト「Refresh Pro」、macOS 15.3で一部機能が使用不可に
改善を対応中
2025年2月6日 12:17
ProGrade Digitalは2月6日(木)、同社が提供するメモリーカードメインテナンスソフトウェア「Refresh Pro」で、一部機能を使用できなくなる症状が確認されたと発表した。当該の症状はmacOS Sequoia 15.3へのアップデートに伴い発生する場合があるという。
確認した症状は2点。ヘルス機能の実行時に「エラー」が表示されるほか、ファームウェアアップデートの対象カードを接続した場合でも、更新すべきアップデート情報が表示されないというもの。
なお、メモリーカードの残存メモリーを完全に消去するサニタイズ機能については、正常に動作するとしている。
原因について同社は、「Refresh Proがメモリーカードの情報にアクセスできないためと想定しています」とコメント。
現在はその原因を明確化する段階にあるとしており、その後に改善対応を進めるという。
Refresh Proは同社の対応メモリーカードの状態を管理するソフトウェアで、2019年にリリース。2024年から無償提供を開始している。メモリーカードを物理フォーマットする「サニタイズ」、残り寿命を判定する「ヘルス」、最新のファームウェアに更新する「ファームウェアアップデート」の3つの機能を利用できる。