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ProGrade Digital、同社製メモリーカードの“ファームウェアアップデート対象モデル”を公開

ProGrade Digitalは4月17日(木)、同社メモリーカード製品について、メンテナンスソフト「Refresh Pro」を利用してファームウェアアップデートが可能なモデルの情報を公開した。

Refresh Proとは、対応するメモリーカードの「サニタイズ」「ヘルス」「ファームウェアアップデート」を可能とするソフトウェア。ProGradeのカードリーダーと組み合わせてPCに接続して利用する。2024年から無償でダウンロード可能となっている。

対応カードの例。ラベル表面に「R」のロゴがある

すでにProGradeのカードリーダーを所有している場合、Refresh Pro上で「新しいファームウェアがあります。アップデートするカードを選択してください」と表示されるため、そこでアップデートの有無が確認できる。

一方で、ProGradeの対応メモリーカードのみを所有している場合、これまでであれば自身のカードがアップデートの対象になっているかを確認する手段がなかった。今回の情報公開により、手持ちのカードの更新可否を確かめられる。

確認するのは、カード背面に記載されている13桁のシリアルナンバー。Webサイトから、対象のシリアルナンバーを確認されたい。

なお、現時点で情報を公開しているのは「SDXC UHS-II V60 GOLD」「SDXC UHS-II V90 COBALT」「microSDXC UHS-II V60 GOLD」「CFexpress Type B GOLD」「CFexpress Type B COBALT」「CFexpress Type B IRIDIUM」「CFexpress Type A GOLD」「CFexpress Type A IRIDIUM」。

メモリーカードのファームウェアアップデートは、高性能化するデジタルカメラ製品への対応や、バグの修正のために行われるものという。そのため同社は、“できるだけ速やかなファームウェアの更新”を推奨している。

本誌:宮本義朗