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焦点工房、産業用シュナイダーレンズをMマウント化

公式ストアで限定販売

株式会社焦点工房は、ドイツのシュナイダー社製産業用レンズ「Componon-S 2.8/50-0018 V-Mount Macro」をライカMマウントに改造したモデルを12月4日(水)に発売した。価格は8万2,900円。焦点工房のオンラインストアにて数量限定で取り扱う。

産業用途で培われた高い光学性能を継承しつつ、写真撮影用に最適化したというMF単焦点レンズ。一般的なカメラレンズと異なりマシンビジョンや各種検査機器向けに開発されたレンズは、近接撮影時における性能の低下が少ないとされている。撮影倍率1:20〜等倍(1:1)までの範囲で安定した描写性能を維持するという。

装着イメージ

外装にはシルバーの金属鏡筒を採用。高度な加工技術を持つというOEM工場で製造されており、滑らかな操作感と洗練された外観を両立したとしている。

イメージサークルは43.2mmを確保。これにより富士フイルムGFXシリーズやHasselblad Xシリーズなどの44×33mm判のイメージセンサーにもほぼ対応する。

撮影イメージ(提供:焦点工房)以下同
  • 対応マウント:ライカM
  • 焦点距離:50.2mm
  • 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ(イメージサークル:43.2mm)
  • フォーカス:MF ※距離計連動型
  • 絞り:F2.8-F16
  • 絞り羽根:5枚
  • 最短撮影距離:0.7m
  • フィルター径:40.5mm
  • 外形寸法:約Φ53×47mm
  • 質量:約187g
本誌:佐藤拓