ニュース

焦点工房、シュナイダー製産業レンズのライカM用改造モデルに第2弾

株式会社焦点工房は、ドイツのシュナイダー社が供給している産業用レンズをベースとしたライカMマウントレンズ「Schneider-Kreuznach APO-Componon 45mm F4.0 」を1月18日(土)に発売した。直販価格は9万6,900円。焦点工房のオンラインストアにて数量限定で取り扱う。

基板検査などの産業用途に開発されたベースレンズ「APO-Componon 4.0/45-0007 V-Mount Macro」の特性を活かしたMF単焦点レンズ。従来の撮影用レンズでは、撮影倍率の上昇で光学性能の低下が見られるのに対し、撮影倍率1:20〜1:1の近接撮影で安定した描写性能を維持するという。

アポクロマート設計により、画面周辺部まで高い解像力と正確な色表現を可能にした。

鏡筒には金属製を採用し、滑らかな操作性とクラシカルな外観を両立したとしている。

イメージサークルは43.2mmで、富士フイルムGFXシリーズやHasselblad Xシリーズが採用する44×33mm判のイメージセンサーにも対応するという。

なお焦点工房では、2024年12月にもシュナイダー社製の産業用レンズ「Componon-S 2.8/50-0018 V-Mount Macro」をライカMマウント用に改造したモデルを発売している。

撮影イメージ(提供:焦点工房)以下同
  • 対応マウント:ライカM
  • 対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ(イメージサークル:43.2mm)
  • 焦点距離:46.5mm
  • フォーカス:MF(距離計連動型)
  • 絞り:F4.0-F22
  • 絞り羽根:5枚
  • 最短撮影距離:0.7m
  • フィルター径:40.5mm
  • 外形寸法:約Φ53×47mm
  • 質量:約174g
本誌:佐藤拓