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富士フイルム「GFX100S II」が産業用ドローンによる遠隔撮影の技術検証に採用

GFX100S II

富士フイルム株式会社は10月16日(水)、ドローンでの遠隔撮影にラージフォーマット採用のミラーレスカメラ「GFX100シリーズ」を使用する検証について、株式会社石川エナジーリサーチと共同で開始したと発表した。

ドローンに搭載されるカメラは、1億200万画素の「GFX100S II」。1億画素超のラージフォーマット採用カメラとしては軽量としており、同等のセンサーサイズのドローン専用カメラよりもコストパフォーマンスも高いという。

石川エナジーリサーチは、産業用ドローン「ビルドフライヤーchrome」の開発・製造で知られる企業。検証では長時間の飛行が可能な新型シリーズハイブリッドドローンを用意し、搭載する「GFX100シリーズ」の遠隔制御用ソフトウェアの開発も担当する。

富士フイルムは「GFX100シリーズ」の遠隔制御について技術支援を行う。

検証を通じ、長時間撮影中の天候変化などへの対応や、広大な範囲を上空から超高精細に撮影する技術の確立を目指す。

「GFX100S II」を搭載した新型ドローンは、10月16日(木)~10月19日(土)に東京ビッグサイトで開催される「2024国際航空宇宙展」の石川エナジーリサーチブースで展示される。

本誌:折本幸治