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富士フイルム、“チェキ”最上位モデルの「INSTAX mini 99」
よりクラシカルなカメラデザインに 内蔵LEDによる「カラーエフェクトコントロール」を搭載
2024年3月27日 16:09
富士フイルム株式会社は、INSTAX “チェキ”シリーズの最上位モデル「INSTAX mini 99」を4月11日(木)に発売する。予想価格は2万8,600円(税込)。
「インスタントフォトシステム INSTAX」(通称チェキ)を採用するアナログインスタントカメラの最新モデル。2013年9月発売の「INSTAX mini 90」のクラシックな外観を踏襲・進化させている。
新機能として、フィルム全面に色表現を加える「カラーエフェクトコントロール」を実装した。カメラに内蔵したカラーLEDでチェキフィルムを露光させ、写真に色味を与えるもの。側面の「カラーエフェクトダイヤル」で設定する。
効果は「N(Normal)」「FG(Faded Green)」「WT(Warm Tone)」「LB(Light Blue)」「SM(Soft Magenta)」「SP(Sepia)」「LL(Light Leak)」の7種類。
また、レンズ前面の周囲を物理的に狭めることで、周辺光量低下を作り出す「ビネットモード」も利用できる。スイッチのON/OFFで切り替えが可能。
ハイキーやローキーの写真にする「濃淡調整」も搭載した。D-〜L+の5段階で写真の明るさを調整できる。「カラーエフェクトコントロール」や「ビネットモード」との掛け合わせも可能。
その他、「遠景/マクロモード」「インドアモード」「スポーツモード」を装備。二重露光、バルブ、フラッシュも利用できる。
自分撮りなどで利用できる「三脚穴付ボトムグリップ」も同梱する。
オプションとして、「INSTAX mini 99」用カメラケースも4月11日(木)に発売。予想価格が税込3,960円。
2024年夏には、新しいINSTAX ミニフォーマットフィルム「PHOTOSLIDE」もリリースする。予想価格は税込900円。
主な仕様
使用フィルム
富士フイルム インスタントフィルム INSTAX MINI(別売)
写真画面サイズ
62×46mm
レンズ
沈胴式レンズ 2群2枚構成(f=60mm 1:12.7)
ファインダー
実像式ファインダー 0.37倍
撮影範囲
手動3点切り替え式(0.3~0.6m/0.6~3.0m/3.0m~∞)
シャッター
プログラム式電子シャッター 1.8~1/400秒バルブモード(最大10秒)
フィルム現像時間
約90秒(気温によって変動)
電源
バッテリー NP-70S(1個)
外形寸法
103.5×117.5×60.0mm(突起部除く)
質量
340g(バッテリー、ストラップ、フィルム別)