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像面位相差AFに対応したフルサイズミラーレス「ライカSL3」
2024年3月7日 23:13
ライカカメラ社は、ミラーレスカメラ「ライカSL3」を3月16日(土)に発売する。直販価格は110万円(税込)。
Lマウントを採用するミラーレスカメラ。2015年の「ライカSL」、2019年の「ライカSL2」および2020年の「ライカSL2-S」に続くモデルとなる。イメージセンサーは有効6,030万画素のCMOS、画像処理エンジンはMaestro IV。5軸・5段分のボディ内手ブレ補正機構を備える。
イメージセンサーはライカM11やライカQ3と同様のトリプルレゾリューションテクノロジーにより、6,000万画素のほかに3,600万画素、1,800万画素でのRAW記録も可能。
AFは位相差検出(PDAF)、デプスマップ(物体認識AF)、コントラスト検出(コントラストAF)の3方式を利用でき、インテリジェント被写体検出機能も備える。
動画記録はC8K(17:9)、8K(16:9)、C4K(17:9)、4K(16:9)、フルHD(16:9)に対応。C8K/8Kは最高29.97fps・4:2:0 10bit、C4K/4Kは最高59.94fps・4:2:2 10bitで記録可能。
シャッターはメカニカルが60分〜1/8,000秒、電子が60秒〜1/16,000秒。最高シンクロ速度は1/200秒。AF追従での連写速度は5コマ/秒(12bit)、4コマ/秒(14bit)。
EVFは576万ドット、約0.76倍(3:2)。60fpsと120fpsを選べる。背面モニターは3.2型・233万2,800ドットのタッチパネル式。チルト操作に対応する。上面の情報表示画面は1.28型・128×128ドットのモノクロ液晶。
メモリーカードスロットは、CFexpress Type B×1、UHS-II対応SD×1。バッファメモリーは8GB。
バッテリーは「BP-SCL6」。撮影可能枚数はCIPA基準で260枚、CIPA基準をベースとした同社基準で約1,350枚。
ボディ素材はマグネシウムとアルミニウム。IP54等級の防塵防滴性能を有する。
外形寸法と質量(バッテリー/SD除く)は141.2×108×84.6mm・約769g。ライカSL2は同146.4×107.5×82.3mm・約840g。
【2024年3月8日】直販価格を追記しました。