ニュース

ソニー、小型軽量のフルサイズ大口径標準ズーム「FE 24-50mm F2.8 G」…約440g

ソニーは、Eマウント交換レンズ「FE 24-50mm F2.8 G」を5月17日(金)に発売する。価格はオープン。市場想定価格は税込18万円前後。

35mmフルサイズ対応の大口径標準ズームレンズ。ズーム全域で開放F2.8を実現している。大口径ながら、同じくGレンズの標準ズームレンズ「FE 20-70mm F4 G」(全長99mm・重量488g)よりも小型軽量な全長92.3mm、重量約440gを実現しているのが特徴。

レンズ構成は13群16枚。非球面レンズ×4枚、ED(特殊低分散)ガラス×2枚を採用し色収差をはじめとした諸収差を抑制。MTF曲線で見ると、G Masterレンズ「FE 24-70mm F2.8 GM」(初代)に匹敵する描写性能を持つという。

最短撮影距離はAF時で0.19m(広角)、0.30m(望遠)、MF時で0.18m(広角)、0.29m(望遠)。絞り羽根は11枚羽根(円形絞り)を採用している。

最大撮影倍率は0.3倍(AF時)、0.33倍(MF時)。

紫が非球面レンズ、緑がED(特殊低分散)ガラス

AF駆動にはリニアモーター×2基を搭載。静止画・動画問わずボディの高速性能を引き出すAF性能を持つとしており、1月に発売したフルサイズミラーレスカメラ「α9 III」の最高約120コマ/秒の高速連写にも対応するという。

ボディ側の手ブレ補正機能「アクティブモード」および「ダイナミックアクティブモード」に対応。ブリージング補正にも対応し、動画撮影においても有用とアピールする。

本体には、フォーカスリング、絞りリング(クリックON/OFF切替あり)、ズームリング、フォーカスホールドボタン、フォーカスモードスイッチを備える。

このほか防塵防滴に配慮した設計を採用。レンズ最前面にはフッ素コーティングを施した。

外形寸法はφ74.8×92.3mm。重量は約440g。フィルター径は67mm。

α7C IIに装着した様子
手に持ったサイズ感
絞りリングクリックの切り換えスイッチを搭載
本誌:宮本義朗