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LAOWA、APS-C用の超広角MFレンズ「8-16mm F3.5-5 ZOOM CF」

換算12 or 12.8mmからのワイドズーム 最短撮影距離は20cm

株式会社サイトロンジャパンは、Venus Opticsの広角レンズ「LAOWA 8-16mm F3.5-5 ZOOM CF」を11月24日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込11万5,000円前後。キヤノンEF-M、キヤノンRF、ソニーE、ニコン Z、富士フイルムX用をラインアップする。

APS-CフォーマットのイメージサークルをカバーするMFズームレンズ。風景や建築写真などに最適だとしている。最短撮影距離は20cmで近接撮影にも対応する。

ミラーレスカメラ用に設計されており、超広角ズームながら小型軽量を実現。そのため携帯性にも優れるという。

レンズ構成は12群16枚 (非球面レンズ2枚、EDレンズ2枚を含む)。前側には86mmのフィルター取り付けに対応する。

絞り羽根は5枚。強い点光源に対して10本の光条を描く。

絞りリングのクリック有無は、スイッチ操作により選択可能。クリックを解除することで、クリック音の発生がないスムーズな絞り調整ができる。

焦点距離8mmからスタートするミラーレス専用設計のAPS-C用ズームレンズは、同レンズのほかに、富士フイルム「フジノンレンズ XF8-16mmF2.8 R LM WR」(2018年11月発売)のみとなっている。

撮影サンプル(提供:サイトロンジャパン)

主な仕様

  • 対応フォーマット:APS-C
  • レンズ構成:12群16枚 (非球面レンズ2枚、EDレンズ2枚を含む)
  • 絞り:F3.5〜16
  • 絞り羽根枚数:5枚
  • 最短撮影距離:20cm
  • 最大撮影倍率:0.125倍
  • フォーカシング:マニュアルフォーカス(MF)
  • フィルタースレッド:φ86mm
  • 外形寸法:約φ88.4×88.53mm
  • 質量:約463g(レンズフード、レンズキャップを含まず)
本誌:佐藤拓