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富士フイルム、X-H2S/X-H2/X-T5/X-S20に最新ファームウェア

AF合焦精度の改善。一部機種ではEVFフリーズの修正

FUJIFILM X-H2S

富士フイルムは9月21日、ミラーレスカメラ「X-H2S」「X-H2」「X-T5」「X-S20」の最新ファームウェアを公開した。

全機種に共通する更新内容は、特定条件でのAF合焦精度の向上。具体的にはフォーカスモードがAF-SまたはAF-C、シングルAF設定時に、広角レンズを使用して、動物の毛や細かい葉っぱなどの高周波な被写体、コントラストが低い被写体を撮影した際のAF合焦精度が向上する。

加えてX-H2とX-T5では、EVFのスルー画が単色になりフリーズする現象が修正される。フォーカスモードがAF-Cかつ、消費電力設定のパフォーマンスがブースト、EVF/LCDブースト設定でEVF表示フレームレート優先(100P/120P)、もしくは(200P相当/240P相当)に設定、ファンクション(Fn)設定で「被写体検出ON/OFF」を割り当てた状態で発生するとしている。

X-T5では、スロット2を使用した際に、稀に発生するという「記録できませんでした」のエラーも修正した。

本誌:佐藤拓